ファチマの聖母マリア

悪魔の最後の戦い

われわれの時代のための黙示録的解答

第10章 名前を挙げる

今や証拠がこれまでに示したことそしてそれが問題になっている犯罪において誰を指しているのかということをわれわれが要約する機会である。

これまでのところ、証拠は以下のことが示された:

特に2000年6月26- 27日および続く数ヶ月の出来事を考慮に入れるならば、その証明は今やこの書物においてわれわれが良心において告発しなければならない四人の人物を認定することで十分である。彼らは:

アンジェロ・ソダノ枢機卿
ヨーゼフ・ラッツィンガー枢機卿
タルシジオ・ベルトーネ大司教
ダリオ・カストゥリヨン・ホヨス枢機卿

なぜこれらの四人であって、他の者でないのか? われわれが既に示してきたように、まさにファチマ・メッセージ、そしてそれと共にわれわれの時代における神が送り給うた世界の希望を亡きものにする試みにおいて指導権を握ってきたのはこれらの人々である。彼らは、神の御母が全人類を助けるために伝えられたカトリックの預言にまったく似ていないファチマ・メッセージのバージョンを教会に押しつけるために結びつき、共謀しそして公的に行動してきた。これら四人の人々は教皇パウロ六世が教会の「自己破壊」として悔やまれたものにおいて多くの協力者を持っている一方で、言わばファチマの破壊において特殊化していたのは彼らである。このように彼らは、われわれがここで持ち出している犯罪の首謀者たちであると認定されるに値しているのである。

しかしこの犯罪のはるかに多くの証拠が存在している。そしてわれわれの訴訟は完全からはほど遠い。われわれは今やこれまでに概略してきた証拠の基本的な諸要素をより詳細に検討するつもりである。われわれは次章においてファチマの第三の秘密についてのラッツィンガー枢機卿の「解釈」-- ファチマ・メッセージをこれを限りに葬ろうとする努力の主要な要素 -- のより詳細な検討から始めるであろう。

2005/06/06 三上 茂 試訳

目次

作成日:2005/06/06

最終更新日:2005/06/06

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