ファチマの聖母マリア

「神の忍耐の限度」

2000

附録 II

カトリック司教たちからニコラス・グルーナー神父への激励と感謝の手紙

1992年の会議以前のもの

「フィオレンツォ・アンジェリーニ枢機卿の名において、私はファチマ平和会議参加への御招待に対してあなたに感謝いたします。しかし、不幸なことに、枢機卿は詰まった行事予定にすでに縛られています。われわれはこの会議の霊的な成功のためにミサの聖なる犠牲をお献げします。」

Father Jose L. Redrado, O.H.
Secretary to Cardinal Fiorenzo Angelini
Pontificium Consilium de Apostolatu
pro Valetudinis Administris
VATICAN CITY

「平和と喜び。10月8日から開催されるファチマ平和会議に参加するようにというあなたの個人的な御招待に対して深く感謝申し上げます。グルーナー神父様、その御要求によるものとしてのマリアの汚れなき御心へのロシアの奉献のためのあなたの諸努力を私は必ず支持します。私の祈りと犠牲はこの目的のためにあなたと共にあります。
どうか私とわれわれの司教区のためにファチマの聖母に祈ってください。私もまた聖母の使命とあなたの働きの成功のためにお祈りします。」

兄弟として御幸運を祈っています
あなたの
Ignatius Minezes
Bishop of Ajmer-Jaipur, India

「ファチマ平和会議に関して、参加するように私を招待して下さっているあなたの最近のお手紙たいへん有り難うございました。
男性たちや女性たちが平和を促進し、祝せられた御母、われらの主と教会との御母の執り成しを求めることによってすべての人が同じことをするように招くために彼らのエネルギー、タレントそして時間のそのように多くを捧げておられることはまことに喜ばしいことです。それゆえ、私はこの平和のための会議に参加するようにとの私に対するあなたの最も親切な御招待によって深く感動させられています。」

この会議の成功を心からお祈りしつつ
キリストにおいてあなたの
Peter Poreku Dery
Archbishop of Tamale, Ghana

「あなたが私を覚えていてくださったこと、あなたの親切なお言葉、そして丁重な御招待に対して感謝したいと思います。
私はファチマでの御出現の聖なる記念日の式典の間、霊的にそして祈りにおいて参加することをお約束します。
あなたの多くの努力を見守ってくださるよう、教会の御母にしてわれらの愛する御母たる聖母に願いつつ、心からの祈りをこめて。」

キリストにおけるあなたの
Cadinal Carberry of St. Louis

今年の聖心の祝日に私にくださった感動的なお手紙どうもありがとうございました。
ファチマの聖母に対するまことの信心とそのメッセージの受容は教会の善のための霊的生活を奮い立たせてくれると私は心から確信しています。
世界における平和のためのあなたの使徒職の上に神の祝福がありますように。」

キリストにおけるあなたの
Ceirano Giovanni
Apostolic Pro-Nuncio
Papua New Guinea

ファチマ平和会議についてのあなたのお手紙にお答えして、私は、教皇ヨハネ・パウロ二世の精神において、上述の会議の御成功のためにお祈りすることをあなたにお知らせしたいと思います。
不幸にして、会議が開催されている時に私はバチカンを離れることができません。」

敬意と祈りをこめて
敬具
Bishop Peter Canisius van Lierde
VICAR GENERAL of Vatican City

抄録

「あなたがこのことに関連して、そして世界平和のためにしておられるすべてのことの価値を認め、あなたの諸々の努力が成功の栄冠を得られますように祈っています。」

Blasco Francisco Collaco
Apostolic Pro-Nuncio to
Madagascar & Maritius

「あなたは、われわれの中のたいていの者が怠惰に過ごしている時に実際大きな仕事をしておられます。」

William D. D'Mello
Bishop of Kawar, South India

「親愛なるグルーナー神父様、あなたがお手紙の中で言われているように、ロシアの奉献に対する聖母の要求の全問題点を隠さずにまた公的に述べる時が来たと私は確信しています。」

Oscar Andres Rodriguez Maradiaga
Auxiliary Bishop of Tegucigalpa, Honduras

「もし教皇によって要求されるならば、ロシアを奉献するために、私は喜んで教皇に加わることを再確認します。そして私はファチマにおけるこの国際会議の成功のためにお祈りすることを請け合います。」

Most Rev. Hermann Raich, SVD
Bishop of Wabag, New Guinea

「あなたとご一緒に、私はこの会議の成功のため、またできる限り多くの司教が参加出来るために必要なすべての手段のために、お祈りします。」

Bishop William Kurtz
Kundiawa, New Guinea

「マリアの御要求を現実のものとするためにそのように一生懸命努力しておられるあなた方皆さんを神が祝福してくださいますように。」

Most Rev. Francis R. Lambert
Port Vila, Vanuatu(S. W. Pacific)

「ファチマ平和会議について知っていますが、それは非常に意義の深い取り組みだと私は考えています。どうかこの会議のために私が祈るということに自信を持ってください。あなたが先だって台北にわれわれを訪問してくださったときのことを私はまだ覚えています。そして来るべき会議のためのすべての準備の仕事を神が祝福してくださるように祈っています。」

Bishop Mattew Kia
Our Lady of China Church, Taiwan

「私は精神的に会議に参加し、その成功のために祈ります。この会議から出て来るであろう文献を正当に評価します。」

Rt. Rev. Dominic K. Andoh
Bishop of Accra, Ghana, West Africa

「モンシニョール・ヒラリオン・カプッチ閣下のために、私はあなたの御招待に対する閣下の感謝を申し述べます。閣下はできる限り早くあなたにお会いする大きな喜びを持てることを希望しておられます。われわれはファチマ平和会議の成功のためのあなたの祈りと感情に心を合わせます。」

Father Isidore Battika
Secretary to Bishop Hilarion Capucci
Grec-Melkite Patriarch, Jerusalem

「私は聖母に対するロシアの奉献を促進することにおけるあなたの根気強さ、勇気そして忍耐に対して主とファチマの聖母に感謝します。」、

Protacio G. Gungon, D.D.
Bishop of Antipolo, Philippines

「グルーナー神父様、私はあなたとその運動にすべて賛成です。ですから、私はあなたの意向のために、特に...世界平和のための一つの条件としての...<ロシアの共同的奉献の議論の成功のために、ミサをお献げします。

Msgr. Nicolas Man Thang
Auxiliary Bishop, Mandalay, Burma

「私は、会議の霊的な成功のためにミサの聖なる犠牲を捧げたいと思います。」

Msgr. A. J. Didjookarjono Pr.
Bishop of Surabaya-Indonesia

「リスボンのこの司教区の数人の司祭たちと私はこの会議の霊的な成功のために聖なるミサを捧げることに同意します。」

Antonio dos Reis Rodrigues
Auxiliary Bishop of Lisbons

「参加なさるすべての人々がマリアの汚れなき御心に対するロシアの奉献の明白な共同的行為を求めておられるあなたのイニシャティヴを最も確実に支持なさるでしょう。」

Bishop Walter Michael Ebejar, OP
Uniao da Vitoria, PR, Brazil

「われらの祝せられた御母の御心に非常に近い重要な出来事の成功のために祈りながら、私はあなたに私の祝福と幸運を願う祈りを送ります。」

Archbishop Roman Arrieta Villalobos
President of CECOR, San Jose, Costa Rica
Conferencia Episcopal de Costa Rica(SECOR)

「あなたの使命の成功のための私の祈りの約束をあなたはお持ちです。そしてあなたは祝せられたおとめマリアに対するロシアの奉献を望む司教たちのリストに私の名を加えてくださって結構です。」

Bishop Rafael de la Barra
Prelatura de Illapel, Chile

「私の祈りを通じて、私はその会議に霊的に参加します。もし、会議の時に、手紙あるいは他の何らかの手段によって、あなたとの私の連帯を示し得る何らかの方法がありますならば、どうぞ知らせてください。われらの祝せられた御母に対する信心とファチマでのわれわれに対する聖母の重要なメッセージを促進するあなたの良き働きを神が祝福し続けてくださいますように。」

Hilary Chavez Joya
Bishop-Prelate of Nuevo Casas Grandes
Mexico

1992年会議以後のカトリック司教たちからニコラス・グルーナー神父への評価と感謝の手紙

親愛なるグルーナー神父様、
あなたがファチマを訪れ、平和会議に参加することを私に可能とするために払ってくださったすべての労苦に対してどのように感謝してよいのか私には分かりません。私はこの訪問を将来も長い間にわたって深甚の感謝をもって確実に覚えていることでしょう。私はあなたが過去に直面されなければならなかった、そして将来においてもまた直面されなければならない労苦と試練を十分に理解します。主があなたを助けてくださり、そしてあなたに一人の預言者の役割を演じるためにあなたが必要とされる諸々のお恵みを与えてくださることを確信しています。私はすべての意向のための私の特別の祈りをあなたに保証します。
ファチマでお会いする機会があった、あなたと共に働いておられるすべての人々にどうか私の祝福と感謝をお伝えください。インドに帰る途中、私は丸三日間をローマで過ごしました。そして教皇様に私的謁見を賜る機会を得ました。非常に短い謁見でしたので、私はファチマで私が見かつ聴いたことを教皇様と議論することはできませんでした。一言で言えば、私はあなたの実直さ、謙遜そして苦しみの精神によってどのように私が印象づけられことでしょう。
この手紙がお元気なあなたの許に届きますように。あなたにご挨拶を送り、あらゆる祝福がありますように心をこめて。

われらの主においてあなたの
Anthony Cardinal Padiyara
Archbishop of Ernakulam, Kerala, India
Jan. 17, 1993

メヘンゲ、タンザニアからの御挨拶、

ファチマでの一週間の滞在と会議の後、私はファチマの聖域にいる機会をわれわれにお与えくださったことに対してあなたに感謝の言葉を言わなければならないと感じております。われわれにとってそれはキリスト教的な祈りの生活の一つの大きな経験でした。われわれは祈りに満ちた経験によってたいそう豊かにされたと本当に感じました。そしてわれわれはわれわれの旅行を組織し、われわれのファチマでの滞在の間われわれのためにお世話くださったすべての人々に感謝しています。
われわれは無事に帰国し、そして小教区のレベルで、そして司教区のレベルでさえも、ファチマ・メッセージを広め始めました。
もう一度、すべてのことに対して深甚の感謝を申し上げます。そしてファチマの聖母の御配慮の下で幸せで祝福された新年をお迎えになることを祈念致します。

キリストおいてあなたの
Rt. Rev. Patrick Iteka
Bishop of Mehenge
Nov. 1, 1992

親愛なる神父様、

私は、ファチマでの私の生涯のうちでも最もすばらしい経験の後に、再びインド、アグラに戻りました。10月12日と13日のロザリオの行列と共同司式ミサに参加したことは本当に感激すべきことでした。そのように深い信仰、そのような信心、そしてファチマの祝せられた御母に対するそのように溢れるばかりの愛。それらの日々は祈りと観想の日々でした。このことを可能にしてくださった、そしてわれわれに対してそのような愛情に満ちた配慮をしてくださったあなたとあなたの後援者たちに感謝を申し述べる言葉もないくらいです。私はあなた方皆さんのためにお祈りを続けます。
祈り、痛悔、ロザリオそして愛徳のメッセージはファチマで確証されました。アグラの私の司教区において、それが私が人々に与えるメッセージです。
私は聖なるファチマの聖堂で起こった不幸な事件を忘れることができません。そして愛と赦しのために祈ります。神はすべての人にその太陽を輝かせ、雨を降らせられます。そしてわれわれは神の御顔を神のすべての被造物のうちに見ることを学ばなければなりません。
私はマリアの汚れなき御心に対する奉献の式文をとても手に入れたいと思っています。もし可能でしたら、どうか私にコピーを一部送ってください。

あなたの仕事のために願いと祈りをこめて
キリストにおいてあなたの
Most Rev. Cecil Desa
Bishop of Agra, India
April 17, 1993

親愛なる友人たちへ、

去る10月ファチマにおける会議に私は参加することができませんでしたので、書面において御親切な援助にお礼を申し述べませんでした。しかし司教聖職禄受領者たちがすでに彼らの深い感謝をグルーナー神父に上述のファチマでの会合において口頭で公的に表明していました。われわれはそのときグルーナー神父と彼の寛大な協力者たちを通じてカナダとアメリカのカトリック教徒たちの物質的財政的援助がなかったならば、司教たちはファチマに列席することはなかったであろうということを公的に表明しました。私は聖母がそれがそうなることをお望みになったのだ信じています。聖母に、そして個人的にあなたに私は深甚の謝意を表明します。
私は聖母の奉仕へのグルーナー神父の熱意と献身を称賛する人々のうちの一人です。聖母が彼の使徒職の追求においてグルーナー神父を助けてくださるよう祈ります。

お互いに祈りましょう
感謝のうちに
(Ret.)Archbishop Federico Limon, SVD
The Philippines

親愛なる神父様、

あなたは私を深く感動させたマリア巡礼の経験をすることを私に許してくださいました。私に関して言いますならば、私はファチマの雰囲気の方をルルドの雰囲気よりも好んでいます。ファチマは祈りそして黙想することが遙かに容易です。私の司教区のメンバーたちはマリアに対する大きな信心を持っていますので、われわれはすでに何年にもわたって選んできた一つの美しい敷地にファチマの聖母の大きな御像を建てるために計画準備をしようとしています。私はファチマのその御像を探さなければならないでしょう。
もう一度、私にファチマに行くことを可能としてくださったことに対して感謝申し上げます。そしてあなたのために祈ります。
神父様、私の最善の友情を込めた尊敬の願いを信じてください。

Monseigneur Jean-Baptiste Some
The Bishop of Die Bougou, Burkina Faso

親愛なるグルーナー神父様、

ファチマ平和会議へ私を招待してくださったこと、そして旅行の援助をしてくださったことに対してあなたとあなたの組織に私の深い感謝を表明したいと思います。私はマリアの子どもです。そしてファチマの名前は私をして御招待に飛びつかせるに十分なものでした。
私は会議に出席し、そのすべての豊かさにおいてファチマ・メッセージが説明されるのを聴いたことを嬉しく思いました。私はほとんど話さなかった人々のうちの一人でした。そしておそらくあなたは私が言ったことをまだ覚えてくださっているでしょう。私は、神と聖母が会議を開催するという一つの目的を持っておられたこと、そしてあなたとわれわれ司教たち自身がお互いに聖霊と聖母がわれわれに告げようと望まれたことに耳を傾け、それに注意を払うべきであると私は信ずると言いました。
私は霊的に豊かにされリフレッシュされて帰って来ました。そしてその機会を与えてくださったことに対して神とファチマ・クルーセイダーに感謝します。
あなたとあなたのチームによきクリスマスを祈ります。

Rt. Reverend Dr. J. B. Adelakum
Bishop of Oyo Diocese, Nigeria

親愛なるニコラス・グルーナー神父様、

私の旅行とファチマでの平和会議参加の後、そしてまたファチマ、トゥイ、ポンテヴェドラそしてコンポステラへの楽しい巡礼の後に、わが親愛なるグルーナー神父様、私はあなたが私に与えてくださった機会に対してあなたに感謝したいと思います。あなたは非常に親切で寛大です。すべての司教たちはあなたの立派な礼儀作法について噂をし、そしてファチマのおとめなる御母に対するあなたの啓発的な献身に讃辞を呈していました。私自身、われわれの一緒の巡礼の日々が私の霊的進歩にとって有益であると言うことができます。

どうも大変ありがとうございました。
イエズスとマリアにおいて心から
D. Antonio de Mirnada
Bishop of Taubate, Brazil

親愛なるレオナード神父様、

初土曜日についてあなたが私にくださった手紙に対して、またあなたが同封してくださった恐るべきファチマ奉献というポール・トゥリンチャード神父様の書物のコピーに対して感謝することから始めさせていただきます。不幸なことに、その書物は輸送中に(確かにある郵便局で)盗まれました。しかしあなたの手紙とアルラッパ大司教様の手紙は安全に到着しました。
私は司教たちのファチマ会議のためにポルトガルへ行くことができませんでした。しかし私は一人の代表を送りました。私は会議が成功したと思っています。
祝せられた御母に対する信心の愛によって霊感を受け、ファチマのメッセージの正真正銘の現実に目覚めさせるためにあなた方のできるすべてのことをしておられるあなた、グルーナー神父そしてマリアに従う多くの人々に、私は深く感謝致します。予期され得るように、司教たちを含む多くの人々は単に関心を持っていないだけではなくて、敵対的ですらあります。それにもかかわらず、彼らの現在の否定的な態度にもかかわらず、マリア運動は弾みを集めつつあります。そして私はマリアの汚れなき御心が終わりに勝利すると確信しています。
ここで、私がナイジェリアのこの地域におけるカトリック教徒の最初の世代に属しており、そしてたまたま当地在住司教にされた最初のネイティブ・ナイジェリア人であるということに言及させてください。30年間ウムアヒアの司教として奉仕した後、私は現在引退司教であり、一小教区(聖テレジア教会の)パロクスです。われわれは、教会がナイジェリアにおいてとてつもない進歩をしたということを神に非常に感謝しています。しかし、アフリカにおけるキリスト教が五世紀から十五世紀までに蒙ったイスラムの脅威を思い起こさせる一つの重大なイスラムの脅威に現在直面しています。
情勢からわれわれがナイジェリアおよびアフリカにおける生き残りと成長のために持つ唯一の希望はロザリオの聖母を通じてただ神にのみあります。だからこそ、ロザリオとマリアの汚れなき御心を通じて罪深い世界の救いのために祈ると同時に、アフリカにいるわれわれはイスラム教の奴隷状態からの教会の解放とアフリカの再回心のためにわれわれ自身の特別の嘆願を含めているのです。

あなたのために祈ります、私のためにも祈ってください。
イエズスとマリアにおいて心から
Anthony G. Nwedo, C.S.Sp.,
Bishop Emeritus of Umuahia, Nigeria

目 次

2005/12/14 三上 茂 試訳

作成日:2005/12/14

最終更新日:2005/12/14

The "Divine Impatience"...Appendix II - Letters of Encouragement and Gratitude from Catholic Bishops to Father Nicholas Gruner... へ

マリア様のページへ

トップページへ

inserted by FC2 system