ファチマの聖母マリア

新しい事務局次長の紹介

The Fatima Crusader, Isuue 01, Summer 1978, p.01

「罪人たちのために犠牲をし、しばしば次のように言いなさい。特に犠牲を行っている間に:『おお、イエズスよ、これはあなたの愛のため、罪人たちの回心のため、そしてマリアの汚れなき御心に対して犯される諸々の罪の償いのためです』と。」

ニコラス・グルーナー神父はNational Committee for the National Pilgrim Virgin of Canadaの新しい副総裁および事務局次長である。彼はカナダで生まれ育ち、1964年にマッギル大学McGill Universityから哲学と神学における彼の研究を続ける前に、商学学士号を受けた。それ以来、彼はローマの聖トマス・アクィナス教皇庁立大学から神学学士号および神学修士号を受けた。そして神学における博士課程を修了した。彼の修士論文の主題は恩寵の秩序における人々のマリアの母性である。

ニコラス神父はファチマ、ルルド、ラ・サレット、アイレスフォードの聖母聖堂、およびイタリアのロレトの聖なる家に巡礼をした。彼はまた聖ヨゼフ、聖アンナの有名なカナダの聖堂、ケープの聖母の聖堂、並びに北アメリカのマリア大聖堂、グアダルーペの聖母聖堂にも巡礼をした。神父はパードレ・ピオの生涯の最後の6ヶ月の間パードレと同じ町にいたこと、そして彼の葬儀に列席したことを一つの大きな祝福と考えている。

ニコラス神父は第一言語として英語を話す。しかしイタリア文法においていくつかの間違いをすることは確かであるけれども、しかしイタリア語も忘れていない。彼はフランス語をきれいな発音で話すと言われてきた。

神父はカナダ、イギリス、合衆国およびイタリアで教えた。彼は小中学生並びに神学生たちにカトリック信仰を教えた。

われわれがマリアをわれわれの御母として認める必要が大いにあるということ、そしてわれわれがもっと聖母を尊敬しなければならないということは神父の堅い確信である。特にわれわれはローマ・カトリック教会によって承認された聖母の最も偉大な一連の御出現、特にファチマの御出現にもっと真面目な注意を払わなければならない。

われわれはニコラス・グルーナー神父を副総裁および事務局次長として歓迎する。そしてこの彼の新しい使徒職において彼があらゆる面で成功することを望んでいる。

彼は研究に多くの年月を費やした。その結果、彼は祈り、犠牲そしてよい働きの価値を知っている。彼は、神の助けとわれわれの協力とによって、神が彼に与え給うた精神と心の賜物を、われらの主と聖母とがよりよく知られ、愛されるようにするために用いることができるであろう。ファチマ十字軍のこの偉大な仕事においてわれらの天の御母が彼に期待しておられるすべてのことを果たすことができるようにどうか彼のためにもまた祈ってください。彼が将来長きにわたってわれわれと共にあらんことを。

2005/04/02 三上 茂 試訳

作成日:2005/04/02

最終更新日:2005/04/02

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