ファチマの聖母マリア

最近の諸々の出来事

The Fatima Crusader, Isuue 02, Spring 1979, p.04

われわれは読者にカナダの国内巡礼おとめ[像]が西カナダにおいて100個所以上の場所で熱狂的に受け入れられたということを知らせたい。

8月9日グルーナー神父は北部地域マッケンジー・フォート・スミス司教区へのファチマの聖母像に同伴した。聖母の旅行のために北部におけるすべてのジェット・フライトのために無料の航空券が鄭重にも与えられた。聖母[像]はこの最大のカナダ司教区において2年間に2度熱狂と信心とをもって受け入れられた。われわれは再び聖母とともにマッケンジー・フォート・スミスに戻ることを希望している。

ブラック・レイクでは多くの人々が100マイル以上も遠い所から飛行機でやって来て、数百人の人々が訪問の間にさまざまの秘蹟を受けた。教区司祭マックワ神父、O.M.I.は人々が反応した仕方はクリスマスのよう、復活祭のようであったと言い続けた。ブラック・レイクの大部分の人々は飛行機の出発の見送りに来て最後のお別れの手を振った。

フォート・ノーマンでは人々が聖母像に挨拶をするために滑走路まで出迎えた。彼らは行列をしながら教会まで歩いて戻った。人々は非常に感動したので、巡礼おとめ像に跪きながら近づいた。全司教区のために計画され、フォート・ノーマンにおいて開催された公式会合は聖母に栄誉を与えるために教会にやって来た人々の数の多さのゆえにキャンセルされなければならなかった。

22日にはピシェ司教O.M.I. はノーマン・ウェルズで[グルーナー]神父に会い、巡礼おとめ像が彼の司教区を訪問したことを非常に喜んでいると彼に告げた。われわれは彼の諸教会への訪問を組織するに際しての彼の援助に対してピシェ司教に感謝したい。

ヴィクトリア司教区において最初に立ち寄ったのは聖アンドレア司教座聖堂であった。そこでは神父は日曜日のミサとマリアの時間に説教を行った。レミ・ドゥ・ルー司教閣下は「ファチマ・ロザリオの実践を通じての聖母に対する信心のさらなる促進のために真心を込めた支援」を与えてくださった。

9月の初金曜日は聖ヨゼフ男子修道院で過ごされた。そこでは修道士たちと多くの人々が聖母の栄誉を称えた。トマス・モア・マクドナルド神父O.F.M. は金曜日一日中と土曜日の午前中御聖体を顕示した。

聖心の小教区は教区自身の美しいファチマ聖母像を持っている。5時間の徹夜のための小教区民の熱狂と大多数の出席者の数は彼らが国内巡礼がもたらしている特別の祝福を評価したことを示した。

9月6日に、グルーナー神父はヴァンクーヴァー大司教区へ聖母像と同伴した。バーナビーの聖ヘレナ小教区は非常によく応えてくれた。ファチマの聖母についての映画を見た後に、生徒たちは教会までの行列を行った。教会はミサのために満員であった。そして多くの人々は一晩中の徹夜のために教会に留まった。

多くの人々がヴァンクーヴァーの聖ロザリオ司教座聖堂の聖母像の前で祈るためにやって来た。特別の信心、マリア聖時間、御聖体の顕示そしてミサには多くの人々が与った。モンシニョール・マロンが聖体讃美式を司式された。

聖三位一体小教区は一晩中の徹夜時間を組織した。グルーナー神父は午前2時半の十字架の道行きを教会に留まった多くの人々のために先導した。

ヴァンクーヴァー大司教区は聖母を歓迎することにおいて最も寛大であった。

サスカチェワン州においては巡礼像はおよそ40の教会において歓迎された。聖母像は多くの学校、修道院、病院、そして老人ホームを訪問した。戸外の蝋燭行列、マリア聖時間、ロザリオ、そして "molebens" がいろいろな小教区が聖母像の訪問の栄誉を称えるために行ったやり方であった。

1978年10月22日、日曜日サスカトゥーン、聖パウロ司教座聖堂ではすべてのミサでグルーナー神父はファチマの聖母のメッセージについて話をした。午後には司教座聖堂は再び満員になった。なぜなら、聖母の栄誉を称えてマリア聖時間が行われたからである。多くの人々がここで茶色のスカプラリオの着衣を受けた。

モラン司教閣下はプリンス・アルバートの聖心司教座聖堂での巡礼おとめ像の訪問を称えて日曜日の午後聖体降福式とマリア聖時間に人々が参加したことを非常に喜んでいると述べられた。司教はグルーナー神父に帰還の訪問を手配するように頼まれた。12月3日日曜日に満員の司教座聖堂において司教は巡礼おとめ像に戴冠され、彼の司教区をマリアの汚れなき御心に公式に奉献された。

11月にはエドモントンの大司教区における40の小教区にマリア像の訪問が行われた。

聖アグネス教会の主任司祭、クローチ神父の努力によって、3つの学校の生徒たちは聖母と共に訪問する特典を与えられた。彼らの大部分は茶色のスカプラリオを授けられた。夕方、ミサ聖祭の後に小教区民の大きなグループもまたスカプラリオの会員とされた。

聖バジル小教区は聖母に挨拶をするために総勢でやって来た。600人以上の人々が戴冠式と真夜中までの徹夜祭に参加した。多くの人々はまた日曜日にも出席した。

エドモントンでは、およそ6千人の人々がカルメル山の聖母の茶色のスカプラリオ会員として登録された。われわれはエドモントンの人々に彼らの温かい出迎えとファチマの聖母への信心に対して感謝を捧げたい。

不幸にして、われわれは西部カナダ一帯で聖母像が行なった多くの、非常に成功した訪問のすべてを個別的に言及することができない。人々は非常に熱狂的であったので2万個のスカプラリオが配られたということは注目されるべきである。それらの大部分は、それぞれの小教区でのさまざまの儀式の間に人々が登録されるときに、一つ一つ配られた。ファチマについてもっと知りたいと望んで人々に4万部以上のパンフレット「知っていますか」が配布され、1万部以上の「ファチマ・クルーセイダー」誌が配られた。人々はロザリオとその唱え方に非常に興味を持ったので、国内巡礼おとめ像機関からの数千本のロザリオとリーフレット「ロザリオの唱え方」が感謝をもって彼らによって受け取られた。4千部以上の「平和計画」小冊子が手渡された。グルーナー神父は多くの人々が巡礼像を受け取るために非常に一生懸命働いてくれたことを見ることができた。よく組織され、よく参加された儀式の間に多くのロザリオの祈りが捧げられ、大きな敬意がイエズスとマリアに対して示された。

われわれは西カナダの人々に感謝したい。そして聖母が彼らの温かさ、親切なもてなし、寛大さに対して彼らを祝福してくださることを確信している。

2005/04/10 三上 茂 試訳

作成日:2005/04/10

最終更新日:2005/04/10

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