ファチマ・クルーセイダー

合衆国は徴兵制度を復活させるのか?

The Fatima Crusader Issue 80, Summer 2005 より

ジョン・ヴェナリ

新兵の補充が落ちている。動員可能兵力への要求は高まっている。新兵募集者たちはずさんな方法を採用している。徴兵がその答として提案されている。徴兵は男性と女性の両者を含んでいる!

The Washington Monthly の2005年3月号は「徴兵のための事例」と題するフロント・ページの話を特集した。その記事の著者たち、弁護士で退役陸軍大尉フィリップ・カーターと The Washington Monthly の編集者ポール・グラストリスは追加の兵士たちの流入なしには、合衆国がイラクおよび世界の他の場所におけるその軍の駐留を維持することが可能ないかなる道も存在しないと主張した。これらの兵士たちを獲得する唯一の道は徴兵制度を通じてである。

The Fatima Crusader はイラク戦争の道徳性に関してカトリック教徒たちの間に鋭い対立が存在するということを知っている。議論の両側面においては怒りが高くなる。この小論の目的はこれらの対立を悪化させることではなく、また戦争に賛成あるいは反対の立場を取ることでもない。それは、むしろ戦争のための組織が大きくなっているという事実、より多くの軍隊の必要が加速しており、そしてこのますます悪化している泥沼からの唯一の脱出の道は聖母がファチマでお与えになった解決、すなわち、マリアの汚れなき御心へのロシアの奉献であるということに焦点を当てることである。

このマリアの教義に含まれている信仰の諸真理を表現する絵画や彫刻の最も偉大な宝物のいくつかを展示している Inmaculada の表題の下での芸術展示は2005年5月1日から10月12日までマドリードのラ・アルムデナ司教座聖堂において開催されている。スペイン司教会議はまたスペインの司教区の大部分がすでに年中企画している、あるいはこれから企画するであろう同様な構想を調整している。

新兵募集者たちは絶望的な手段に頼る

2005年4月に、合衆国軍隊は第三連続月のためのその新兵補充に失敗した。「問題は誰も参加することを望まないということである」と New York Times によって引用された一人のオハイオ州の新兵募集者は言った。「われわれはうまく切り抜けるために規則をごまかさなければならない。」

この「ごまかし」をすることは2005年5月3日の New York Times の報道の主題であった。「軍隊の新兵募集者たちは、彼らが規則を曲げることにプレッシャーを感じていると言っている。」Times によれば、「10の州における24以上の新兵募集者たちとのインタビューは、たとい違反の正確な範囲ではないとしても、彼らの関心の程度を暗示している。何人かの者は精神衛生の履歴あるいは警察記録のの秘匿について語った。彼らは偽造文書、兵役適性検査の前に志願者にそっと渡される札入れ大のカンニング・ペーパー、他の方法を期待する指揮官を記述した。」

新兵募集者たちは、処罰されることを避けるために匿名という条件で The New York Times に話した。「しかし彼らの報告は首尾一貫していた。そして詳細な点は文書や軍の将校たちや志願者の家族たちとのインタビューによって、いくつかの事例において検証された」と Times は言っている。

新兵募集の不正が増えている。軍隊自身の計算によっても、2004年におけるこれらの不正の320以上の確証された事例があった。「違反は威圧の脅迫から志願者たちはイラクに送られることはないという偽りの約束まで様々である。一人以上の新兵募集者が多くの事件に関わっていた。そして取り調べられた者の数は昨年は1,118人にのぼった。2002年には913人から上がって、あるいはほとんどすべての新兵募集者たちの5人に1人、あるいは8人に1人になっている。」

これらは心配になる数字である。というのは、新兵募集者たちそして何人かの古参の軍将校たちは見つけられる不正に対して少なくともその二倍以上は決して発見されないということを認めているからである。

不正の急激な上昇の理由は明らかである:すなわち、新兵募集者たちは彼らの割り当てを満たす圧力の下にあり、そして新兵募集は下降している。メリーランド大学軍事社会学者デイヴィッド・シーガルはこう言った:「あなたが新兵募集者たちに圧力をかければかけるほど、それだけ多くあなたは制度を打とうとする人々を見出さなければならないであろう。」

新兵募集者たちは、志願者たちが警察記録あるいは喘息から膝の傷害に至るまでの彼らを失格させることができる医学的諸問題を明かすように圧力をかけることを要求されている。

しかし志願者たちは嘘をつくことができるし、あるいは駄目にする情報を与えずにおくことを選ぶこともできる。それゆえ新兵募集者たちは細かい点を確証し、明かされなかった他の点を探すために裁判記録、教育記録、犯罪記録をチェックすることを要求されている。何人かの新兵募集者たちは、彼らの割り当てを満たすために、志願者たちに関して要求された背景チェックを行う彼らの責任を無視した。適切な一つの例は特に心配にさせるものである。

「自分自身に対する脅威」

Times はこう報道している。昨年の秋(2004年)オハイオ州の新兵募集者たちはある精神病施設を出たばかりの21歳の青年を軍隊へと受け入れた。青年の保護観察裁判記録によれば、昨年夏、ある裁判官は「彼が血塗れになり混乱して両親の扉の所に姿を現した後に自分自身と他者に対する脅威である彼を見出して」彼を施設に送った。彼は9月にある治療プログラムの指導の下に釈放された。

青年の両親は、彼らの息子が入隊したことを知った後に、保護観察処分の裁判記録を持って新兵募集者たちの所に行き、裁判所のインターネット・アドレスを与え、そして彼らの息子の写真を示しさえした。新兵募集者たちは同情的に対応したが、しかし青年を見ることをいつも拒否した。

新兵募集者たちは青年の両親の懇願を無視し続けた。両親が、新兵募集者たちが実際に彼らの息子を兵籍に入れたということを知ったのは、両親の要求である下院議員がその事例を調査した時始めてであった。父親は地方の召喚状処理部署の司令官に彼の息子の病気について告げた。そしてその青年はこのようにして彼が船出を予定されていたわずか数日前に始めて資格なしと認定された。

青年の父親は軍の役職者たちが彼に、彼の息子を巻き込んでいるエピソードにおいて自分たちは「何ら悪行を見出さなかった」と告げたとき、より以上にさえ激怒した。新兵募集者たちは決して処罰されなかった。「彼らが誰かある者を精神病の入院患者から直接に募集するという事実は -- 私に一つの機会を与える」と父親は言った。「彼らは私の息子と他の新兵たちを喜んで危険に曝そうとした。それは私の理解を超える、それは恐ろしいことである。」

似たような話はニューヨーク、ワシントン、テキサスそしてニューイングランドの新兵募集者たちからも告げられる。彼らは「違反している新兵募集者たちがざっと見積もって一ヶ月に二人の新兵の徴集割り当てを満たした限り、処罰はありそうもなかった」と言った。

ある北部オハイオ州の新兵募集者は、昨年(2004年)、彼は、新兵募集者たちが、志願者が保持する資格がなかった地位を得られるように、文書を偽造するのを見たと言った。彼はマリファナ検査で陽性が検出された後で、新兵募集者たちによって軍の医師を訪ねる前にたくさん水を飲めと入れ知恵される若者たちについて語った。彼はまた、通常は志願者を失格にする警察記録や小さな医学的状態を隠すように命令されたとも言った。新兵募集者たちや他の者たちがそのような命令に抵抗したとき、「上司たちは彼らの仕事を駄目にすると脅迫した。」

これらの不法な策略にもかかわらず、軍の新兵募集はなお不足した。2005年6月6日、Seattle Times はシアトル地区の軍の新兵募集者たちは昨年10月以来彼らの目標を大幅に下回ったと言った。彼らは望んでいた青年男子(そして、悲しいかな、女子も)のわずか三分の一しか徴集しなかった。

状況はそのように徹底的であって、その結果2005年3月のペンタゴン記者会見で、軍の新兵募集司令官であるマイケル・ロシェル陸軍少将は「今日の状況はこの制服を着た私の33年間の新兵募集において見た最も挑戦的な状況を表している」と言った。

絶望的に人手不足

国際的および政治的な時事問題解説者のリチャード・メイベリーは2002年12月7日のための(2004年9月に変更なしに再発行された)彼の合衆国および世界の早期の警告の報告の中の一つの啓発的な部分において徴兵制度が復活される見込みは「90%より大きい」と結論している。

メイベリーが述べているように、9/11 以前にはペンタゴンは「一と二分の一戦争政策」を持っていた。すなわち、もちろん、ペンタゴンは一つの「地域」戦争を戦い、そして似たような戦争の半分を引き受ける準備をしていた。一つの地域戦争は「一般的にシニア・ブッシュとサダム・フセインの間の1990-1991年戦争のスケールでのあるものと見なされている....」とメイベリーは述べている。換言すれば、一つの地域戦争は一つの小さな戦争である。このように、9/11 以前のペンタゴンの政策は11/2の小さな戦争をする準備を整えておくことだった。

しかし現代の戦争は「歴史初のグローバルなゲリラ戦争である。合衆国軍隊は一つの大きなゲリラ戦争のためにいかなる仕方でも準備されていない。そして彼らはすでに希薄に散開されている」とメイベリーは述べている。メイベリーは合衆国軍隊の出版物 Inside The Army, 2002年11月11日号を引用している:「DOD(Department of Defense)国防省は、たとい陸軍将校たちが公に軍務がそれ自身の作戦の必要を満たすことにおける限界に達していると述べたとしても、世界中の合衆国空軍の安全の必要を満たすために陸軍の兵士を展開することを考えている。」

換言すれば、9/11 そしてゲリラのグローバル戦争の始まる以前でさえ、合衆国陸軍はすでに余りにも希薄に散開していた。メイベリーが結論しているように:「このグローバルな戦争が早く広まるとともに、より多くの軍隊へのワシントンの欲望はただ増大することができるだけである。」もっと悪くさえあることには、メイベリーは女性の徴兵の可能性を75%と見積もっている。そしてわれわれは女性たちは前線戦闘部隊へは投入されないであろうという保証を受け取るかもしれないけれども、メイベリーが指摘しているように、「これはいかなる前線もない戦争である。後方地域部隊は前線部隊と同じように標的になり易い。結局のところ、何が世界貿易センターよりも前線から遠いものであり得ようか。メイベリーはこう警告している:またわれわれは、女性兵士は戦闘地域には送り込まれないであろうという保証によって誤り導かれるべきではないであろう、と。そのことは真実ではない。例えば、アフガニスタンにおいては、第82空輸部隊の女性たちはイスラム女性の武器を探索するために戦闘地域に送り込まれている。なぜなら、イスラム法の下では、「男性にとって彼が関係づけられていない女性に触れること、あるいは見ることさえ、厳格にタブー」であるからである。ゲリラたちはアメリカの男性の軍隊は、もし彼らが女性を探索するならば、目撃者たちによる自発的な攻撃の危険を冒すことになるということを知っている。アフガンのゲリラたちは彼女たちの衣の下にライフル銃、爆発物、そして軍用品をこっそり持ち運ぶ女性たちを持っていることによって、そのタブーを利用している、とメイベリーは述べている。

このように、メイベリーは「女性たちを地上戦闘作戦には送らないという約束はすでに破られた」と書いている。メイベリーは続けて次のように述べている。合衆国軍事機構のグローバルなゲリラ戦争を戦う軍隊に対する飽くことを知らない要求が増大するにつれて、将来の徴兵プールの年齢範囲は拡大するであろう。彼は、徴兵は最終的には50歳に達するかもしれないと述べている。第二次世界大戦のための第四次徴兵登録の間、65歳までの男性は、たとい誰も実際には徴兵されなかったとしても、登録することを要求された。テロリストたちが学校、ナイト・クラブ、スポーツ・ジムや教会のような「ソフトな」諸施設に対する彼らの攻撃の焦点とし、今や合衆国政府諸施設がテロ攻撃に対して「強固なものとされ」たので、より老齢の男子およびより老齢の女性からますます多くのアメリカ人を可能的な徴募兵として徴募する圧力は高まるであろう。メイベリーは合衆国の学校だけでも12万を数え、そして教会は35万を超えており、その結果「ソフトなターゲットは現在の人的資源によっては護りきれない」と述べている。

最後に、メイベリーは、イラクにおけるわれわれの増大する苦い経験は、グローバルなゲリラ戦争が決して終わらない戦争であるということをますます明らかにしていると述べている。メイベリーが書いているように:「それは、そこにおいて指導者たちがそれを終わらせるための計画あるいはそれを終わらせる意図を持っていないと私が聞いた最初の戦争である。本土保安省長官トム・リッチは戦争がいつ終わるかと質問されたとき、戦争は『永続的な状況』であろうと言った。」メイベリーは次の驚くべき結論に達している:「私が言うことができるかぎり、ワシントンは単純にアメリカ人の血と財産をそれらがすべてなくなるまで費やし続けることを計画している」と。

徴兵のための事例を作ること

退役陸軍大佐フィリップ・カーターと編集者ポール・グラストリスは彼らの2005年3月号の Washington Monthly の特集記事「徴兵のための事例」において似たような関心を述べている。

そのエッセイはこう嘆いている:「合衆国および同盟軍の軍隊の英雄的な努力にもかかわらず....新たに選出されたイラク政府はそこにおいて暗殺、誘拐、自爆、パイプライン破壊、そして外国人の打ち首が日常的な出来事である国を引き継いでいる。過去8ヶ月の間に暴動の地位は暫定イラク政府の保安軍の地位よりも早く大きくなった -- そしてその政府軍の憂慮すべき数は暴動のためにこっそりと働いているのである。ラマダとタルラにおけるアメリカ人によって指導された戦闘作戦は多くの敵を殺したが、しかしそれはアメリカに対する憎しみの炎をあおり、イラク中に反乱を広めるという犠牲を払ったものであった。ほとんど2年間の努力にもかかわらず、アメリカ軍と文民行政官たちはイラク人の大多数が住んでいるその国の中心部の大部分に基礎的公共事業を回復することに失敗した。合衆国軍隊はバグダッド空港からアメリカ自身の大使館やイラク政府が本拠地を置いているグリーンゾーンまで続いているハイウエイの7マイルの距離を確保することさえできなかった。」

カーターとグラストリスはこれらの失敗の理由を「余りにも少数の軍隊でもってイラクに侵入したこと」そして次に「サダムの没落の後国が暴力の大混乱へと陥ったときに軍隊の数を増加すること」を拒否したこととして説明している。

しかし陸軍は人的資源を持っていない。このように、「人的資源のピンチに対する唯一の効果的な解決はアメリカがくりかえしその歴史において転じてきた一つの解決:すなわち、徴兵である」とカーターとグラストリスは言っている。

イラク戦争は第一に陸上作戦であるからして、陸軍と海軍の緊急の必要性がある。このことはアメリカ海軍および空軍兵員の数はイラクのために必要とされる総数に入っていないということを意味する。

著者たちはイラク作戦のために必要とされる人員は少なくとも25万人から30万人の軍隊であると説明している。しかしその数でさえ欺瞞的である。ペンタゴンは志気と再徴集を維持するためにはその軍隊のおよそ12ヶ月毎の派遣および帰還のローテーションを組まなければならない。The Washington Monthly は言う:「このようにして、ちょうど市民警察軍が巡回区域における一人の巡査のために3人から4人の警察官を雇わなければならないのと同じように、合衆国軍隊もまたイラクでのあらゆる一つの軍務のために3人から4人の兵士を持たなければならないのである。」

このことと共に、合衆国にとっては、世界の他の地域におけるその軍隊、「北朝鮮政権の内部崩壊、台湾への中国の攻撃」あるいは何らかの予見していなかった悪夢のような他の可能的な諸問題のために別に用意しておくべき余分の軍隊を維持する必要がある。

The Washington Monthly は言う:「すでにわれわれは至るところで悪役たちにわれわれの力の限界のシグナルを送ってきた。軍事的脅威は決してイラン人たちに彼らの核計画を放棄させるように確信させないであろう。しかし支配しているイラン人の法律学者たちが、われわれの軍事力がイラクに縛り付けられているという事実に注意を向けることによって最近の政府の戦争の脅しを公的にそして確かに退けることができるということは十分に厄介なことである。」

「二十一世紀」の徴兵

合衆国軍の軍隊の使い尽くしに関する一つの厳しい情景を描いた後に、カーターとグラストリスは彼らが唯一の解答だと見るもの:すなわち、「二十一世紀の徴兵」を提供することによって結論づけている。

この新しい制度の下では、「連邦政府は、いかなる四年制のカレッジあるいは大学も、その学生が12ヶ月から2年の役務期間を終えない限り、そしてそれまでは、男女の学生を受け入れることは許されないという要求を課すであろう。」

強制的な役務は次の三つのオプションの選択から成るであろう:すなわち、アメリコープス AmeriCorps(ハンディキャップを持った子どもたちの個別指導);本土保安担当任務(港湾守備)あるいは軍務の何れかのオプションである。カーターとグラストリスはこう言っている。「より長期のそしてより危険な義務に応募する者たちはより高い給料とより大きなカレッジ助成金を受けるであろう。」

ウィリアム・ノーマン・グリッグは The New American に書きながら、こう警告している:「四月初めのフォーラムにおいて、外交関係委員会に多くの関連を持つリベラル派のワシントン・シンクタンクであるアメリカの進歩のためのセンターはカーター / グラストリスの提案に好意的な聴聞を与えた。ネオコンの新しいアメリカの世紀のためのプロジェクトは公式には徴兵制度へ戻ることを支持していないけれども、それおよびアメリカの進歩のためのセンターは、合衆国軍隊が少なくとも100万人の新しい兵士たちに対する即時の必要を持っているということに同意している -- 徴兵ボーナスにおける給料引き上げにもかかわらず、自発的な応募が横這いであることを考慮するならば、現在は不可能なことであるが -- 。」

グリッグはさらに「政策策定者たちにとっては、カーター/グラストリス提案 -- カレッジ入学のための条件としての軍への徴用を含むすべての18歳の者に対する普遍的『国家役務』-- のあるバージョンの考慮を始めるためにダイアルが予め設定されている」と警告している。

未だに平和の時期はない

1984年3月25日に教皇ヨハネ・パウロ二世はマリアの汚れなき御心に世界を奉献された。ファチマ修正主義者たちは繰り返し、その中でロシアがどこにも言及されなかった、そして世界の司教たちが参加しなかったこの奉献がファチマの聖母の要求を満たした、そしてわれわれは今聖母の汚れなき御心の勝利のうちに生活していると言ってきた。彼らはロシアの奉献を要求する必要はこれ以上存在しないと主張している。

進行中のイラク戦争や世界における他の紛争の激しい所を処理するための男たちそして若い女性たちの軍役そして/あるいは国民的役務への徴募の前途は、にもかかわらず、ロシアの奉献が果たされなかったというより大きな証拠である。もし奉献が果たされるならば、「ロシアは回心するでしょう。そして平和の一時期が人類に与えられるでしょう」と聖母は約束なさった。

しかし平和は存在しない。より多くの戦争を戦うためにより多くの軍隊の必要性だけが存在している。

われわれの戦闘隊形を取った世界の問題への解答は戦争のためにより多くの軍隊を供給することではなくて、教皇がマリアの汚れなき御心にロシアを最終的にそして適切に奉献することである。聖母はそのときロシアの回心と平和の一時期をお与えになるであろう。[そうなれば]アメリカの息子たちと娘たちが戦闘へと徴募される恐れはもはやないであろう。

徴兵制ではなく、[司教たちによる]ロシアの共同奉献が唯一の真の解決である。

2005/08/26三上 茂試訳

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作成日:2005/08/26

最終更新日:2007/09/27

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