ファチマ・クルーセイダー

あなたたちは選ばれた

以下は2006年10月6日、スペイン、トゥイにおける
2006年世界司教会議への開会の挨拶であった。

The Fatima Crusader Issue 84, Winter 2006

コラリー・グレアム、編集者

司教様方、神父様方、修道者の方々、紳士淑女の皆さん、私はコラリー・グレアムと申します。ファチマ・クルーセイダーの編集者です。そして神父様の助け手の一人です。神父様はあなたたちがここで出会われた多くの人々を持っておられます - 彼らはあなたたちの滞在を出来る限り心地よいものとするために努めています。しかし、私たちがあなたたちをここにお連れした理由は別の話です。

聖母は世界のための一つの緊急のメッセージをもってファチマに来られました。そして聖母はそれを三人の子どもたちにお与えになりました。そのメッセージはこうです:「神は教皇に世界の(カトリック)司教たちと一致して、私の汚れなき御心にロシアを奉献するように求めておられる。」10分間の祈りが全世界に真の平和をもたらすことができるでしょう。

ある人々はあなたたちに奉献はなされたと考えさせるでしょうが、世界にはまだどんな平和もありません。ここにおられる私たちの雄弁な講演者たちはあなたたちに事実を積み重ねて、なぜ私たちが奉献がなされていないということを知っているか、を示すでしょう。あなたたちは皆非常に聡明な方々です。そしてあなたたちは御自身で世界には平和がないということを見ることがおできになります。聖母は嘘をつかれません。ですから、聖母のファチマの諸々の要求がだまだ従われてこなかったということはまったく明らかです。

それは一つの10分間の祈りです。それは100万ドルを要するものではありません。私たちは山々に登ること、あるいは大洋を泳ぐことを期待されているのではありません。一つの10分間の祈りが世界に真の平和をもたらすことができるのです。

この子どもたちを今日ここに連れて来るに際して、私たちの子どもたちを守ることは、大人としての私たちの義務である - そして私はあなたたちの[羊の]群の牧者としての義務だと思います - ということをそれは私たちに思い起こさせます。あなたたちは何が起こるであろうかを知っておられます。あなたたちのうちのある人々はすでにあなたたち自身の国の中に戦争を持っておられます。私たちはカナダおよび合衆国において、戦争がすでに9.11と共に始まりましたけれども、非常に幸運でした。しかし私はもっと多くのことがこれから起こると信じています。

私たちのうちの誰一人安全ではありません。私たちのうちの誰一人こう言うことはできません:「そうですね、それは私には起こらないでしょう。それはここでは起こらないでしょう」と。それは起こり得ますし、起こるでしょう。

聖母は諸国家の絶滅について私たちに警告なさいました。そのような恐ろしい諸結果があるのに私たちはどのように聖母に従わないでいることができるのですか? 私はどのように聖母を無視することができるのですか? しかし聖母は1917年以来ずっと無視され、拒絶されてこられました。なぜなら、聖母の単純な御要求は未だに従われてこなかったからです。諸々の戦争は、私たちがどこに生活していようとも、私たちのすべての家庭に近づいて来ています。そしてあなたたちは薬物問題、中絶問題、ポルノと共に世界中に何が起こっているかを見ることができます。あらゆる種類の悪、罪深い事柄を見ることができます。

ここに列席しておられるあなたたちは聖母によって選ばれたのだと私は信じます。あなたたちはギデオンの軍隊です。

そしてなぜ私が、特に私自身が、今日ここにいるのでしょうか? それは私が母親たちや祖母たち、そして父親たちや祖父たちを代表しているからです。私たちは私たちの子どもたちのことについて心配しています。そして私は私たちのところに手紙を書いて来られ、そして率直に言って、あなたたちがここに来ることができるようにと寄付金を出してくださった人々すべてのために話しています。彼らは、あなたたちがファチマについて聞いてこられた事柄のいくつかは実際事実ではないということを理解するために、あなたたちがファチマ・メッセージを完全に知ることを望んでいます。そして彼らはとりわけ、神がその聖なる御母を通じて私たちに送られた命令に従わないことの差し迫った諸結果をあなたたちが知ること、そしてファチマの聖母の諸要求の実現をもたらすためにあなたたちのできるすべてのことをするようにあなたたちに願うことを欲しています。

あなたたちは、国に帰られるとき、あなたが知らなかったある事柄をここで学ばれたことになるでしょう。あるいは、おそらくあなたたちはそれをすでに聞いておられたけれども、しかし今それをもっと完全に理解しておられるでしょう。そして今やあなたたちはあなたの同僚たちやあなたの霊的な子どもたちがファチマの聖母の緊急のメッセージを知り、理解し、そしてそれの実現に向けて働くことを助けることができます。

神は、私たちが信じるように太陽の奇跡を産み出されました。ですから、私たちは「おお、それは三人の子どもたちの単なるもう一つの空想に過ぎない」とは考えないでしょう。神は私たちが信じることを望まれました。ですから、私たちはそれに応えるでしょう、ですから、私たちは聖母が要求なさったことをするでしょう。

今日なおファチマの聖母の諸要求は聞き届けられていません。ロシアの奉献はなされてきませんでした。

それは何を必要とするのでしょうか? それは私たち一人ひとりが私たちの生活の歩みの中でファチマ・メッセージを促進するためにできることを何でもすること、理解していない人々に[メッセージに関わる]いろいろな資料を配ること、そして彼らを教えようと努力することを必要とします。私たちはあなたたちを助けるために様々の言語で書かれたファチマの資料を沢山持って来ました。私たちはまたあなたたちの司教区においてまたあなたの小教区においてあなたたちの家族や友人、近所の人々にそれらを配るために、あなたたちに無料でもっと多くのファチマの資料を船便で送ることができます。

私たちのうちのいかに多くの人々が家族のことを心配していることでしょうか。彼らが真理に耳を傾けそれを知ってくれればいいのに!私たちは皆世界中で、友人たち、近所の人々、そして愛する人々、特に子どもたちのことを心配しています。私たちは私たちの子どもたちを守る責任を負っています。彼らがその中で成長するために健全なカトリック的な環境を持つことを保証する責任があります。しかし今日の世界をご覧なさい。どのような種類の未来が彼らのために確保されようとしているのですか? 私たちはファチマの聖母の勝利をもたらすためにここに来ました。

あなたたちはここであなたたちを助けるための多くの事柄を学ばれるでしょう。私たちはファチマのメッセージと世界の諸々の出来事を徹底的に研究した非常に雄弁な講演者たちを持っています。彼らはファチマの救いに役立つメッセージをその全体においてあなたたちに伝えるための努力において十分に彼らの宿題をやって来ました。

ファチマそれ自体が有益な知識を提供すると共に、非常に啓発的です。ファチマの聖母に対する信心に帰依した人々の啓発的な精神を取り上げながら、あなたたちに私が受け取ったいくつかの手紙を読んでみたいと思います。

それらの手紙のうちの一つはインドのある司教様からグルーナー神父に宛てられたものです:彼はこう言っておられます:

「そのように長年にわたってあなたはファチマの聖母の嘆願に応えるために祈り、働きそして全世界の人々を勇気づけてこられました。聖母の緊急の御要求はロシアが聖母の汚れなき御心に奉献されるべきであるということでした。私は補佐司教であった数年間の間ずっとあなたの事務局からこの主題に関するすべての種類の文献を受けてきました。私が引退した今でさえ、あなたは私にそのような資料を送り続けることをお止めになりませんでした。このことに対して私はあなたに感謝致します。私は[会議に]行くことはできませんけれども、われわれのこの打ちひしがれた世界における平和のためにわれらの主と聖母に祈ります。この点に関して聖霊がわれわれの教皇を照らしてくださいますように。あなたとあなたのすべての協力者たちのために祈ります。ファチマの聖母があなたたち皆を祝福してくださいますように。」

あなたたちにとって聞くことが非常に啓発的であるでしょうと思うもう一通の手紙があります。この手紙はあなたたちがここに列席することができるように犠牲をなさったすべての人々全部の精神を代表したものです。あなたたちは世界中から飛行機で来られる人々、そしてホテルの宿泊を想像することができます。それはかなりの金額になるものです。私たちがそれをファチマ・センターだけでやったのではなくて、あなたたちがここに列席することを望み、援助したすべての人々が一緒になってやったのです。なぜなら彼らは彼らの子どもたちを助けるためにあなたたちを望み、あなたたちを必要としているからです。ここに彼らの心の中をかいま見させるものがあります:

「私は会議に参加し、巡礼するために行くことを愛したでしょう。しかし財政的な援助を必要とされたでしょう司教様たちのスポンサーになることはそれよりも少しばかり大きなことでしょう。私自身が行くよりもむしろ私は司教様が恩恵を得られることを望みます。神があなたの寛大さ輝かしい天使たちのように手を広げるすべての人々を祝福されますように。」

これがあなたたちをここに連れて来た精神です:この精神は祈り、犠牲をし、そして自らを与えている人々の精神です。あの女性は来ることを望んでいましたが、しかし彼女はあなたが来ることの方がもっと大切であると言っています。なぜなら、あなたは私たちの子どもたちを救うことができる人だからです。

終りに、私が本当にあなたたちに印象づけたいことはこれらの人々がここに来て、あなたたちが何をできるかを学ぶことを願っているということです。そして世界の中に真の平和があるようにファチマの聖母の勝利をもたらすために必要なことを何でもしてください。しかし単に真の平和ばかりでなく、ファチマの聖母の諸々の要求の実現がまた真の平和と共に霊魂たちの救いをもたらします。ロシアを聖母の汚れなき御心に奉献しなさいという天の命令をもたらすことができることをわれわれがするのを待つ日々毎により多くの霊魂たちが地獄に行っています。最終的に問題なのはそのことです。そうです。私たちは平和を望みます。しかし聖母が実際に来られたのは霊魂たちの救いのためです。

本気になって立ち向かい、たこつぼから出て、ファチマの聖母を擁護し、聖母の勝利をもたらすために戦闘に入る時です。神があなたたちを祝福してくださいますように。

会議の最後の日に、私たちはファチマの聖母の御像の現前の恵みに与った。私たち自身の巡礼のおとめの御像は航空機によって拒絶されここで私たちに同伴することはできなかった。以下は与えられた短い解説である。
「私たちは今日一人の新しい訪問者を迎えています。彼女は今日、ファチマの祝日に、あなたたちを見送るためにここに居るように選ばれて現れておられます。なぜ彼女が最後の日に何とかして来ようとなさったのか、その理由を私はあなたの心の中で知るようにあなたに委ねます。私たちが聖母[の御像]をどのように手に入れたかということはまったく普通ではない仕方です。私たちは昨夜聖堂から帰る途中で道に迷いました。時刻は遅くて一軒の店を除いてすべての店は閉まっていました。私たちはその店に入って行き、ファチマの木製の御像を持っていないかどうか尋ねました。「ええ、持っていますよ。それはとても、とても特別な御像ですよ。それはカペリーニャ(小聖堂)にある御像を作った彫刻家の親戚によって手彫りされたものです。」(それはまたたまたま私たち自身のところにある巡礼のおとめ[マリア]像を作った同じ家族のものでした。聖母の姿は今あなたたちが胸の上につけて おられる名札に記されているものです。)私たちはその御像がすでに予約されたものであると告げられました。しかし聖母は一つの異なった計画を持っておられたように思われます。聖母は[予約した人から]要求されることはありませんでした。そしてこのようにして、聖母は今日ここにあなたたちと共におられるのです。聖母はあなたたちと共に居ることを選ばれたと思われます。聖母の目をご覧下さい。おそらく聖母はあなたに、そしてただあなただけに、心のうちに告げるべきことを何か持っておられます。」

- コラリー・グレアム、「ファチマ・クルーセイダー」編集者

2007/02/12 三上 茂 試訳

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作成日:2007/02/12

最終更新日:2007/02/13

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