ファチマ・ニュース

教皇ヨハネ・パウロ二世逝去に関する
ファチマ・センターからの声明

フォート・エリー:2005年4月5日

ファチマ・センターは教皇ヨハネ・パウロ二世のためにカトリック教徒が世界的に捧げている祈りに加わる。われわれの祈りの必要性は、教皇職が人間の引き受け得る最も大きな責任であり、そして全能の神が他のどの人間からよりも御自分の「神のしもべたちのしもべ」からより多くを要求なさることからしても、明らかである。われわれは、ファチマのメッセージがわれわれに、「教皇のために祈り、たくさん祈ら」なければならないと告げているということを決して忘れはならない。

教皇ヨハネ・パウロ二世は三度ファチマを訪問された。彼は1981年の暗殺未遂で彼の生命を救ってくださったことをファチマの聖母に帰しておられた。彼はファチマの子どもたち、福者ヤチンタ・マルトと福者フランシスコ・マルトを列福された。

彼はまた共産主義に対する彼の抵抗のために、そして胎児と老齢者の首尾一貫した擁護のために知られている。彼はマリアの汚れなき御心に世界を二度奉献された。そのことに対してわれわれは感謝しなければならない。世界はこの敬虔な行為の結果として数え切れない祝福を受けたであろう。

しかしながら、ファチマ・センターは、教皇ヨハネ・パウロ二世が、聖母が要求なさったようには名前を挙げてロシアを奉献されたことは一度もないし、また世界のすべての司教たちもそのような奉献において彼に加わらなかったということを、気は進まないながらも、指摘する。教皇ヨハネ・パウロ二世はこの奉献がなされなければならないと、二度公的に告白された。彼は諸状況の中で彼ができると考えられたことをすべてなされたと思われる。

われわれの目は今ややがてやって来るコンクラーベと新しい教皇へと向けられている。祝せられたおとめマリアへの大いなる愛に燃え、完全なファチマ・メッセージに傾倒し、そしてファチマの聖母が要求なさったように世界の司教たちと一致して汚れなき御心にロシアを間もなく奉献なさる教皇が選ばれるように祈りと犠牲を捧げよう。

おお、主よ、永遠の安息を彼に与え、彼の上に永遠の光を照らし給え。彼の霊魂が平安のうちに休らわんことを、アーメン。

「ファチマ・クルーセイダー」の出版元ファチマ・センターは完全なファチマ・メッセージの促進、完全な第三の秘密の公開、そしてマリアの汚れなき御心へのロシアの奉献のためにキャンペーンを行う世界最大の使徒職である。その長はニコラス・グルーナー神父で、彼はファチマ・メッセージを促進して彼の司祭職の27年間以上を費やした。その活動は印刷メディア、インターネット、ラジオ、テレビを含んでいる。

連絡先:The Fatima Center, Coralie Graham. 日中の時間:905-871-7607.時間外:905-993-2560.Email:fatimanews@lastmilenet.ca ファチマ・センターのウェッブサイト:www.fatima.org

作成日:2005/04/07

最終更新日:2005/04/07

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