ファチマ・パースペクティヴズ

530号

世の終りの時計が真夜中へ近づいている

ファチマの預言は原子物理学者たちによって確証されている

2007/01/17

ジェームズ・W. バニスター、B.A., LL.B.

あなたは世の終りの時計を注意して見ていますか? 1974年以来有名なシカゴ大学の原子物理学者たちのブレティンはこの象徴的な時計の文字盤を保ってきた。その文字盤は世界がどれだけ絶滅へと近づいているかを示しているのである。

彼らは、国連がちょうど以後の世界平和をおそらく保証するために設立された後、冷戦の始めに真夜中の7分前からその時計をスタートさせた。その後、その時計の針はその監視員たちによって世界の状態に応じて、そして彼らが核戦争あるいは他の人間によって作られた諸々の破局についてその可能性をいかに考えたかに応じて、時折前進させられたり、後退させられたりしてきた。

さて、2002年以来初めて、時計の針は動かされなければならなかった。われわれはファチマの聖母のメッセージがその[針の]動きが前進 - 真夜中へ向かっての - 世界の終りへ向かっての - であろうと予告していることを知っているしまた信じている。

世界の終り? !誰がそう言っているのか? それはタイムズ・スクエアで一つのしるしを掲げているある気の狂った男なのか? いや、そうではない!これは2006年の終りの世界の状態について彼らの見解を表明している原子物理学者たちのブレティンの非常に評判の高い理事会である。そして当ててください。彼らの見解は、最近の世界平和のための最後のチャンスという会議において話しておられるポール・クレイマー神父のようなファチマ専門家たちの見解と正確に一致しているのである。

ここに一つの興味深い時間系列がある。原子物理学者たちの時間系列と過去17年間ファチマに関わる司祭たちが言ってきたことと比較してごらんなさい。

1990年にわれわれはロシアの奉献はなされたに違いない、そしてわれわれはこの結実をベルリンの壁の崩壊、そしてロシアと東ヨーロッパにおける共産主義のそうだと考えられた終焉において見ることができた、と告げられた。

合衆国とソビエト・ロシアは1991年に戦略兵器削減条約に調印した。時計は真夜中前17分 - 前年よりも7分遅く - へと変えられた。そしてそれは真夜中からの時間間隔が最も大きかったのである。それ以来、時計は情け容赦なく前へ進んだ。それはこれらの世俗の預言者たちによってさえ予告された黙示録へとますます近づいているのである。

1995年には、ニコラス・グルーナー神父が「ファチマ・クルーセイダー」において、また公の演壇から繰り返し言ったように、科学者たちは地球上の軍事支出はなお冷戦時の水準にあり、ソビエト後の核の増強が強まったと認めた。時計は真夜中前14分 - 以前よりも3分真夜中に近い - へと変わった。

1998年に、パキスタンとインドは、大陸全体ではないとしても少なくとも東アジアを絶滅させることの出来る核兵器を実験して、「誰がより大きな爆弾を持っているか」という致命的なゲームを演じた。一方で、ロシアと合衆国は核兵器保有量を削減する代わりに、実際に増大させていると思われた。時計は今や真夜中前9分に設定された。

2002年までほとんど進歩はなされなかった。世界の核軍備撤廃は単に一つの夢に過ぎないと思われた。そしてロシアはこれまでになく好戦的だと思われた。一方で、合衆国は一連の軍備制限条約を拒否し、弾道弾迎撃ミサイル条約を撤回すると述べた。その一方で - 不吉なことに - テロリストたちが核兵器を獲得しようとしていると報道された。時計は真夜中前7分へと変えられた。

今やわれわれは2006年10月へとやって来た。数百人の司教たち、司祭たちそして平信徒たちがわれわれの世界平和のための最後のチャンス会議のためにファチマの地に集まった。われわれが聖母のメッセージを研究し、ロシアの奉献のために祈っていた間に、北朝鮮は核実験を行った。10月11日の記者会見において原子物理学者のブレティンはこう述べた:

北朝鮮の最近の地下核実験は増大する核拡散の憂慮すべき傾向の一部である。しかしながら、時計の針を動かすことについて決定を下す前に、理事会はまた国際社会が北朝鮮の行動に対してどのように反応するかを注目している。

記者会見はまたロシア、パキスタンそしてアル・カイダ - それについてわれわれ、ファチマの聖母の奉仕者たちが数年にわたって警告してきたまさに世界的な破壊団体 - に対する懸念をも表明した。記者会見はこう結論づけている:

われわれは、北朝鮮の最初の核実験を巡る諸々の行動を注意深く追跡し続ける一方で、また核拡散および軍縮のより大きな背景をも注目している。これらすべての考慮は世界の安全の状態についての委員会の決定を知らせ続ける。

2007年1月12日に、この団体は時計の針が1月16日に再び動かされるであろうと告知した。彼らは時計の針が後方へ動かされるのか、それとも前方へ動かされるのか、言わなかった。しかし、彼らはその記者会見において、変化は「核[および]気候の諸々の脅威の悪化」に基づくであろうと言った。時計の針の動きは前方へ、以外の何かであり得るか?

今日世界の状態は何であるか? 原子物理学者たちの言葉を聴きなさい:

主要な新しい段階は、イランおよび北朝鮮における核の野望、ロシアその他の地域における安全でない核物質、合衆国とロシアによって保有された25,000発の核兵器のうちの2,000発の連続する - 発射準備完了の - 状態、エスカレートするテロリズム、そして拡散の危機を増大させ得る拡大した非軍事的な核の力に対する気候変動からの新しい圧力を含む重大な脅威によって特徴づけられる「第二の核時代」についての増大する関心を反映している。

あなたはそのような関心を以前にどこで読んだか? 「ファチマ・クルーセイダー」において出版された論攷やこのウェッブ・サイトにおいてである。そして終りの時代のこの幻視はどこから来ているか? それは、まさにわれわれに平和のための天の計画、それによってわれわれが来るべき大変動からわれわれ自身と数百万の霊魂たちを救うことができる唯一の手段、を告げるためにほとんど90年前に三人の幻視者たちに御出現になったファチマの聖母から直接来ている。

たとい世界と教会が聖母に耳を傾けようとしないとしても、彼らは少なくとも原子物理学者たちに耳を傾けるであろうか? 世の終りの時計の針が真夜中へと近づいているので、祝せられたおとめの警告が最終的に注意を払われ、従われるように祈ろう。

作成日:2007/01/25

最終更新日:2007/01/25

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