ファチマの聖母マリア

特別報告:中国共産主義者たちは合衆国をターゲットにする

The Fatima Crusader, Isuue 55: Autumn 1997より

フランク・ミラー

中国が今日権力の座についていることはアメリカおよび西側の多くの国々が同時に衰退していることに反映され得る。われわれの指導者たちは基地を閉鎖し、われわれの軍隊の縮小によって賢明であるのだろうか? それとも彼らは一匹の速い牡鹿を作るためにわれわれの費用でこれらの共産主義者たちに取り入っているのであろうか?

これ[この論考]は合衆国政府の最高段階における裏切りの物語である。--クリントンの高官たちは(利益のために)アメリカの最も防護されている軍事工業技術と兵器体系を、それ自身の宣言によって世界制覇と合衆国の破壊に専念している共産主義権力に移転したのである。われわれの政府は、共産主義者のスパイたちが毎年アメリカへの自由な接近を与えられている間も無関心な態度を取り、そして中国赤軍がアメリカに、そしてこの最も戦略的な運河の両端でパナマに、軍事基地を確立することを許している。

それはまた情け容赦のない人権侵害の物語でもある。

この論考は最後にアメリカ、その政治的指導者たちおよび経済界の指導者たち、そして悪に反対することはおろか、善と悪との間の相違をもはや認識することができない自己満足した、富裕な、唯物論によって堕落したアメリカ公衆の道徳的、霊的な破産の物語である。

中国の指導者たちは強硬派のマルクス主義者/レーニン主義者/スターリン主義者たちであって、彼らは今もなお、合衆国が彼らと共産党世界支配の間で取り去られるべき第一級の障碍であると信じている。彼らはアメリカ人を貪欲で退廃的な資本主義的豚であると考えている。しかし「公式的には」彼らはわれわれが聴きたいと望んでいるあらゆること--彼らがわれわれを愛している、彼らはわれわれのパートナーであることそしてあらゆる仕方でわれわれを見習うことを望んでいる--をわれわれに告げるであろう。彼らは大量の合衆国援助、貿易、ハイテク、軍事的ノウハウ、等々を彼らに移転させるようにわれわれを操作するためにこのことをしているのである。

おそらくなされるべき一つの最も重要な点はこれである:

赤色中国指導部はアメリカを軽蔑している。そして最終的には、彼らが(アメリカの援助によって)十分に強大になるとき、(彼らのロシアおよびイスラムの友人たちからのわずかの援助でもって)われわれを滅ぼすことを計画している。アメリカは次の10年のうちに世界の勢力均衡とアメリカそれ自身に脅威を与えるであろう一つの経済的/軍事的超大国を創ることを援助してきた。

中国超大国の形成

レーニンは、貪欲な実業家たちは共産主義者たちにそれでもって共産主義者たちが実業家たちの首を吊すであろうロープを売るであろうと言った。

クリントン政権は、ブッシュ政権の親-中国政策を拡大しながら、赤色中国政府からの巨大な賄賂と支払いをずうずうしく受け入れた。もしそれが続くことを許されるならば、われわれは悪いことをして幾層倍もひどい罰を受け、世界のトップの超大国としての高貴な地位からおそらく落ちるかもしれない。

クリントンはカリフォルニア、ロングビーチにある中国海軍基地を承認し(そして促進する)ところまでさえ行っている。これはほとんど裏切りに近い行為である。ロングビーチは合衆国においても最も過敏な地域である。

ここにはMFN(最恵国)の地位がわれわれの共産主義者の友人たちに用意するであろうわずかの違いがある。

中国の合衆国貿易余剰は1989年の30億ドルから1996年の400億ドルに上昇した。そして今年の1月には年率で500億ドルに増加した。2月の間ずっとアメリカの中国との貿易赤字は1996年の同じ時期の間よりも37%上昇した。中国の対米輸出への合衆国関税は平均2%であるが、一方中国へ輸出された合衆国製品への中国の関税は平均35%である。合衆国製品のための大きな中国市場という神話とは反対に、中国は合衆国輸出の1,7%(シンガポールよりも少ない)を占め、一方われわれは中国輸出の33%を占めている。赤色中国は今やアメリカの最大の貿易相手国であり、合衆国/中国貿易には17万の職種が関係しており、1000万の中国の職種がそれに依存している。中国がわれわれの貿易赤字から蓄積した硬貨で1050億ドルはロシア潜水艦、艦船、航空機そして対艦ミサイル--すべて合衆国第7艦隊をターゲットにした--を購入するために用いられた。

毎年中国の最恵国貿易の地位--それは共産主義者たちに彼らのアメリカへの輸出に対する非常に低い関税を与える--を更新するかどうかに関して議会に議論が上げられる。そのような地位は経済的な力として、そして国家的安全への脅威として彼らの成長を資金援助する。保守派、いくつかのリベラル派グループ、下院少数派の指導者リチャード・ゲッパード(Richard Gephardt)(自由民主党)、そして中国の継続している残虐行為:拷問、処刑、奴隷労働、兵器の激増、香港および台湾の脅迫、等々によって嫌悪感を持たされた他の人権活動グループは今年中国に対する最恵国貿易地位を延長することに反対をし始めた。最恵国地位を得るように中国のためにロビー活動をしているのは、(中国に関するその方向指示の人間、アル・ゴアによって指導された)クリントン政権、ニュート・ギングリッチ(Newt Gingrich)、そしてボブ・ド−ル(Bob Dole)、ブッシュ、ロックフェラー、キッシンジャー、ヘイグを含むリベラルな共和党指導部の多く、そして(この号の38ページに)挙げられたあれらの会社のような--団体ロビイストたちのグループである。

合衆国ハイテクの中国への移転

クリントン政権と彼らの世界主義者の団体の仲間たちは赤色中国の共産党政府へアメリカのハイテク(民間のそして軍事的)のほとんどすべてを移転する過程にある。中国へのアメリカのハイテクの輸出の自由化はレーガン政権の下で始まり、ブッシュの下で劇的に加速され、そしてクリントンの下でそれ以上にさえなった。1982年から1986年の間に合衆国は中国へ、強力なコンピュータ、光ファイバー、可動ラジオ・システムを含む遠距離通信施設、そして半導体製造のためのより精巧な施設を輸出した。

3月には、FDA Weekによれば、合衆国特許局長官ブルース・レーマン(Bruce Lehman)は共産党中国特許局に磁気テープで「全」合衆国特許データ・ベースを無料で提供することに同意すると告知した!これは決して国家の安全を守ることではない。その記事によれば、レーマン長官は「中国人にコンピュータ化された形で160年以上にわたる特許をカバーする合衆国特許資料の全コレクションを提供することを申し出た。」注1)

1996年2月7日に、Los Angeles Daily Newsはクリントン大統領がG. M. 、ヒューズ・エレクトロニクス、ロッキード・マーティン社、そしてローラル・コープのために数億ドルの値段の衛星を売る道を開いた、と書いた。クリントンはまた合衆国の衛星工業技術が中国に行くことに関する輸出制限をも撤回した。

1994年にはマクドネル・ダグラス社は中華人民共和国(PRC)すなわち、本土共産党中国において商業(民間)航空機を生産する中国との巨大契約に調印した。合衆国の衛星写真はマクドネル:ダグラス社が契約した中国国営のCaticがわれわれのB1爆撃機の製造において用いられるマクドネル・ダグラスの機器を不法に奪って、それを北京から800マイルのミサイル工場のそれを収納するために意図して建てられた施設に移した、ということを明らかにした。

現在の中国の第一の優先事項は最も先進的な西側の工業技術、特に民事および軍事両方の目的のために用いられ得る「二重使用」の工業技術の獲得である。中国がこのことをする一つの道はそこで売られる製品の中へと入って行く部品のあるものを中国で生産することを外国の会社に要求することによってである。

中国におけるビジネスをし続けるために、あるアメリカの会社は中国に先進的な製造技術を移転するばかりでなく、また製品の製造において中国人の全従業員を訓練することをも要求される。(後にそれを彼ら自身で製造することができるように中国人を訓練する。)

マクドネル・ダグラス社の冒険は他のハイテク企業との中国の取引のための一つのモデルとなった。「それがAT&T社であれ、あるいはジェネラル・モーターであれ、いかなる多国籍企業も初期にそしてしばしば工業技術を漏らすことなしには入場券を期待することはできない」とWall Street Journalは言った。

昨年10億ドルの航空機を売ったボーイング社は中国において5機の777ジェット機を建造する注文を受けた。このことは中国人たちが、過去10年間以上マクドネル・ダグラスの工業技術にそうしたとまったく同じように、ボーイングの航空機製造技術をすばやく獲得させることを可能にするであろう。軍用機製造のための工業技術の多くが商業航空機製造の工業技術と同一であるということは記憶されるべきことである。

人民解放軍:赤色中国のエンジン

アメリカ人がそれと中国でビジネスをしている多くの会社、そして中国がアメリカで所有し、動かしている会社は実際は中国人民解放軍(PLA)の一部である。それは15,000の別々の企業を所有し、動かしている。

雑誌フォーブスはこう書いた(1997年3月24日):PLAが中国指導部の承認を得て1980年代初期にビジネスに参入し始めて以来、それはあちこちに延びるビジネスのネットワークを形成してきた。これらの企業は豚の飼育から航空会社、病院経営まで、石炭掘削からホテル所有まで、そしてページづけやセルラー方式ネットワークの操作など、あらゆることをやっている。

「彼らの研究施設や工場は軍需品ならびに宇宙船、エレクトロニクス、船舶、衛星、そして核兵器を発展させそして生産している。中国の新しいプロ・バスケットボール・リーグにおける12チームのうちの3つはPLAの部隊によって所有されている。PLAの部隊はまた国で最大の繊維工場および製薬工場のいくつかを所有している...人民解放軍は中国産業および商業の多くを支配している一匹の蛸である。」

このことから、アメリカ人が中国製品を買うとき、彼らは中国赤軍の拡大に資金を提供し、巨大な量の精巧な、より多くの兵器を調達することを助けているのである。そのすべてはある日合衆国に対する戦争において用いられるであろう。

PLAによって支配されている会社はアメリカや西側のあらゆる目につかない所や隙間に--企業、大学、研究センター、ハイテク実験室、合衆国政府それ自身の中へと--数十万人の情報スパイを潜入させることを中国の軍隊に可能にさせている。それらの場所で彼らは数十万の(民間のそして軍事的な)ハイテク秘密を盗み出している。

彼らの「合法的な」ビジネスは(マフィアに支配された「合法的」ビジネスと同じように)アメリカの街のギャングや合衆国内のテロリストたちに兵器を密かに売りながら、アメリカにおける広範囲のスパイ活動を行い、また合衆国軍隊に対するコンピュータを使用したスパイを行うためにPLAに「隠れ場所」を与えている。PLAに支配された会社は今や国中の合衆国基地の近くあるいは周りに現れて来ている。

AFL-CIO研究は、直接の輸出権限をもった会社の船積みの記録を検討して次のことを見出した:「単により大きなPLAの諸部門や軍管区が貿易に巻き込まれているだけではなくて、PLA海軍、空軍、第2砲兵隊、軍事地域のすべて(すなわち、それらのうちの28がある)そしてグループ軍隊の多く(24ある)もまた彼ら自身の輸入/輸出品を管理している。」

AFL-CIO 職員のジェフリー・フィールダー(Jeffery Fielder)は1996年6月の上院外交委員会の前で証言しながらこう言った:「中国軍の会社に合衆国においてビジネスをすることを許すことは...中国軍の近代化を援助することに等しい。」

合衆国エスタブリッシュメントは中国貿易からどれほどの利益を得ているか

リチャード・ニクソンとヘンリー・キッシンジャーが1972年にアメリカの中国との親交関係を始めて以来、強力なエスタブリッシュメントの人物たちは中国-合衆国関係から巨大な財政的報酬を得てきた。このエスタブリッシュメント・グループは集合的に献金、手数料、発見者の謝礼、中国共産党政府からの、そして中国でビジネスをすることを望む合衆国多国籍企業からのリベートあるいはむきだしの賄賂において数億ドル(おそらく数十億ドル)をかり集めた。彼らは(中国において、そして中国と共にビジネスをするためにグリースを塗った滑り材を必要とする、1,000以上の彼らが代表する合衆国団体と共に)合衆国政府を信じられない一方的な貿易譲歩、ハイテク放棄、PLAへの軍事援助、等々へと強制し、操作する、ワシントンにおける強力な親中国ロビーを代表している。

およそ300の会社を代表している合衆国-中国ビジネス会議は北京と取引している。キッシンジャーとヘイグ(二人とも元国務相長官で共和党員)はこの恐るべき親-中国ロ ビーにおける最も強力で活動的な二人の人物である。クリントンの元顧問ジョージ・ステパノプーロス(George Stephanopoulos)は最近、アメリカの親-中国外交政策は外交関係会議(CFR)によって強く影響されていると言った。

保守的だと考えられているHeritage Foundationやリベラル派のCato Instituteでさえ親-中国ロビーの中へ引き込まれてきた。合衆国商工会議所もまたビジネス円卓会議や<製造業国民協会がそうであるのと同じように、このロビーの強力な部門である。ニュート・ギングリッチ、トレント・ロット(Trent Lott)、ディック・アーメイ(Dick Armey)、トム・デレイ(Tom Deley)、ボブ・ドール、等々のようなトップの共和党政治家たちもまた親-中国ロビーに参加していた。

ローゼンサール(A. M. Rosenthal)はN. Y. Times(1996年10月29日)において「目覚めよ、アメリカ!」と書いた。ボブ・ドールそして共和党指導部は中国共産党独裁制とその軍隊を増強することにおいてクリントン大統領や民主党指導部とのパートナーであるとう真理に目覚めよ。

The New American(1997年4月28日)はこう書いた:「『新しい中国ロビー』は、中国においてビジネスをする会社に対する『カウンセラー』である元国務相長官ヘンリー・キッシンジャー(CFR)のような、元合衆国政府高官たちによって指導されている。これら外部の顧問の役割はアメリカの企業と中国における共産党寡頭政治との間の連絡を築くことである。」

「ミスター・チャイナ」として知られたキッシンジャー氏は権威主義的な体制との彼の外向的および営利的な「用務」の見地を促進しながら北京を擁護した。1989年天安門広場の民主主義支持の学生たちの虐殺の後、キッシンジャー氏はデモ隊に対する北京の行動を公然と擁護し、国連の支持を求める呼びかけに反対した。

Insight Magazine(1997年4月21日)はこう書いた:「キッシンジャーとヘイグは、現在の、そしてまた元の国家安全保障高官たちによれば、いくつかの場合に、合衆国をある攻撃され易い立場に置いた、中国との契約から多くの利益を得るために立ち上がった。」

フィアルカ(Fialka)の書物他の手段による戦争はほぼ450の中国の会社が工業技術を盗みそれをPLAへと移行した廉で連邦査察の下にあると主張している。

中国はアメリカにおける政治的影響を買っている

合衆国の歴史における可能的に最大の政治的スキャンダルがクリントンのホワイトハウスと民主党国民会議の上に起こった。赤色中国がビル・クリントンおよび他の議会民主党員たちの再選へ数百万ドルを注ぎ込むことによって好意的な貿易政策を買ったという証拠のなだれが流出し始めた。国家安全保障局は影響力を買うキャンペーンの寄付のために中国が30人の議会議員候補者をターゲットにしたということを示すコミュニケを阻止した。共和党の下院議長ニュート・ギングリッチはこれらの候補者の一人であった。

1997年3月17日に上院のオリン・ハッチ(Orrin Hatch)はWashington Timesの中でクリントン政権は1995年に、中国が不法に影響力を買おうと試みているとうことを警告されたが、しかし民主党は1996年のキャンペーンにおいて中国と結びついた基金調達係を続けたと言った。

Washington Times(1997年3月17日)は中国の贈り物はスパイの一部と題した記事の中でこう書いた:「中国政府はこの前の選挙で合衆国におけるその進行中の経済スパイ計画の計算された拡大として民主党のキャンペーン金庫の中へ現金を注ぎ込んだ、と連邦査察官たち、そして元合衆国中国大使が言っている。」

ブッシュ政権における合衆国中国大使で元CIA高官であったジェームズ・リリー(James F. Lilley)は「1992年および1996年キャンペーンにおける民主党基金への中国経済スパイ関係を確証した。彼らはそれを合衆国で行って来た。彼らにとってそれは論理的である。--それ自身を金銭において養う一つの貪欲なシステム。」

「リリー氏は中国人は軍事的および経済的スパイに資金を供給することについての100年間における国際的にマネー・ロンダリングをする技術を完成させたと言った。」

「彼らは中国のバンブー・ネットワークを通じてどのように金を動かすかを知っている。金はシンガポールからニューヨークの銀行へ行く。それは投資の形で動く。それは地方の代表者が自由に使える。そして彼は次にそれをある人に与え、その人は次にそれを政治家に与える。」

中国諜報作戦という書物の中でニコラス・エフティミアード(Nicolas Eftimiades)は北京の国家安全保障省のスパイたちは中国系アメリカ人の大きな共同体をスパイを応募するためのターゲットにしていると言った。

「金の流れはトップへと導く」と題したRocky Mountain Newsにおける1996年12月20日の社説の中でウィリアム・サファイア(William Safire)はこう書いた:「ホワイトハウスの歴史の中でそのように多くの外国コネクションにそのように多くの金のためにそのように多くの影響力が売りに出されたことは今までに決してなかった。」サファイアは1996年のクリントン・キャンペーンを通じてずっと汚い(不法な)金がアジア・コネクション(すなわち、赤色中国と他のアジア起源の)からキャンペーンへと流入したとき、ビルとヒラリーは民主党の財政委員会への基金の出所についてすべて知っていた。しかしそれを止めるために一本の指も上げなかった、そしてそれから不法な隠蔽工作に参加したということを指摘している。

証拠は続けてクリントン政権が中国の金によって強く影響を受けてきたということを挙げている。(すなわち、中国に対する最恵国貿易地位へのクリントンの支持、またW. T. O.への中国加入の承認の支持、われわれの最善の軍事的工業技術の人民解放軍へのクリントンの移転、カリフォルニア、ロングビーチ海軍飛行場をPLAに関係したCOSCOへ貸与することへのクリントンの圧力、戦略的に非常に重要なパナマ運河への両方の入り口をPLAが引き継ぐことをクリントンが受け入れたこと、合衆国-中国貿易のクリントンによる自由化、そしてそれ以上の多くのこと。)

そしてあたかもクリントンに見返りを与えるかのごとくに、中国は昨年、合衆国の利率低下を保ち、そして合衆国ドルを強く保つことを助けながら--そのことはもちろん合衆国の株式市場をそしてまたクリントンの再選の努力を助けた--合衆国財務証券の最大の外国買い手となった。

中国共産軍の増強

「すべての戦争は欺瞞に基づいている。」戦争の技術、孫子

中国は、人民解放軍に合衆国を敗北させ、アジアと西太平洋における合衆国の利益に脅威を与え、赤色中国軍を少なくとも1000マイル太平洋へと押し出す能力を与えるために計画されたその最初の航空母艦を含む最先端の軍事力の主要な増強に乗り出した。昨年中国は軍備および軍隊拡張に870億ドルを費やした。兵器増強のための安い(あるいは奴隷)労働と低いコストで、その支出は合衆国軍事支出においての2倍から3倍の支出の価値を持ち得るであろう。

中国軍(PLA)は現在、船舶、ミサイルおよび潜水艦のための大量買い付け散財において世界を物色している。中国はすでに世界で三番目に大きな核兵器工場を、その発射手段に関して、持っている。--そのうちのあるものは(あるP. C. 高官が1996年初期にアメリカ合衆国を脅迫したように)ロサンゼルスと西海岸を攻撃できる。海軍情報局のリポートはこう言っている:「中国は高品質の先進技術の兵器を求め始めた。そして「2島連鎖」戦略の一部として海岸線のその10,000海里に沿って戦力を押し出すその軍事的戦略に焦点を据えた。

その戦略は中国の東海岸から2つのセットの島々をカバーする戦力を押し出すための海軍と空軍を強化することを求めている。一つは日本から台湾を通りそしてずっとインドネシアとシンガポールまで南へ伸びている。もう一つは日本の島々全部、マリアナ諸島を越えた諸地域そしてフィリピンの西を数百マイル南の方へ伸びる線である。

中国赤軍はその国における唯一の最も強力で最も豊かな制度として現れている。中国政府はPLAであると言うことは不正確ではない。中国の経済的巨像はPLAである。そして中国の未来はPLAである。

合衆国は中国を武装している

中国を武装するわれわれの自殺的な政策と題された合衆国防衛アナリストマイケル・レイデン(Michael Laden)によるWall Street Journalは次のように述べた:「われわれの未来にとって最も重要であることが明らかになるかもしれない問題:中華人民共和国を武装することにおけるわれわれの積極的な共謀、そしてP. C. を通じての、われわれの破壊を求めている「ならず者」諸国家...今日中国はアメリカのスーパーコンピュータ、暗視システム、より強力でより正確な巡航ミサイルや攻撃機を造る多軸機械道具、われわれにとって彼らの潜水艦を追尾することをより困難にし、そしてわれわれの潜水艦を追尾することを彼らにとってより容易にする敏感な海中感知システムで、恐るべき軍事力を増強している。この自殺的な政策はブッシュ政権の下で始められた。そして次にビル・クリントン、ロン・ブラウン(Ron Brown)、ウィリアム・ペリー(William Perry)、そしてウォレン・クリストファー(Warren Christopher)によって大きく拡大され、加速された。

12月にクリントン大統領はホワイトハウスで、1989年6月に少なくとも4,000人の民主主義デモ隊を虐殺した天安門急襲を個人的に計画し実行した人民解放軍参謀長、Chi Haotia元帥を招き主人役を務めた。「天安門の殺し屋」、朝鮮でもアメリカ軍人たちを殺した強硬派の毛沢東主義共産党員Chi はペンタゴンの外で国防省長官ペリーによって「私の同僚」として紹介された。この「戦略的パートナーシップ」のすべては、中国共産党指導者たちがアメリカを彼らの第一の敵であると考え、--われわれが彼らをわれわれの軍隊と等しいもの、あるいはそれを越えるものに増強した後で--われわれに対する戦争のために準備しているという事実にもかかわらず、進行しているのである。

中国-ソビエト同盟が現れている

この数ヶ月のうちに中国首相Jian Zeminがロシアのボリス・エリツィンを訪問し、彼らが「戦略的協力パートナーシップ」と呼んだ協定に調印すると共に両国の結びつきがいっそう強くなった。両共産党指導者は彼らの「戦略的パートナーシップ」がNATOの東方への拡大を止め、アメリカの世界的権力と影響力に共同して反対するよう努力しなければならないと同意した。この協定の一部は数十万の中国軍を、P. C. がその共産主義の鍵爪を打ち込みたい台湾および他のアジア諸国に近い東部地域へ移動させるべく解放しながら、ロシアと中国の4,000マイルの国境に沿った軍隊の配備を大幅に削減することを含んでいた。

ロシアと中国の指導者たちはまたイラン、イラク、シリア、インドおよびベラルーシの指導者たちとNATOおよびアメリカに反対するための新しい同盟を作り出すために会った。

中国海軍の橋頭堡、カリフォルニアのロングビーチに

クリントン大統領はロングビーチ海軍基地を中国政府に貸し出そうとするところまでさえ行っている。クリントンの軍備削減によって閉鎖されたロングビーチの合衆国海軍基地は海軍(過去10年以上にわたって1億5000万ドルを改良のために基地に注ぎ込んできた)によってロングビーチ市に無料で与えられた。市はその価値は6500万ドルであると言い、環境問題研究家たちは2億ドルであると言っている。ロングビーチ市はクリントン(彼はCOSCOは「魅力的な借地者」だったと言っている)によって圧力をかけられて、改良(すなわち、145エーカーの貨物ターミナルの建設)のために2億ドルを支払い、ロングビーチ港の中心にある基地をCOSCO(すなわち、中国政府)に1年1,450万ドルで賃貸することに同意した。基地はCOSCOの、西海岸における主要な船積みの中心となるはずである。

中国赤軍にロサンジェルス/ロングビーチ都心地域--それは防衛施設、軍事基地、そして数百のハイテク会社が詰まっている地域である--の中心部にある海軍基地を与えることは中国共産党のスパイ活動のため、スパイや電子的スパイ機器のアメリカへの密かな持ち込みのため、われわれのすべての海軍の活動の注意深い監視のため(すなわち、南カリフォルニアは合衆国海軍の活動の一番よい部分の中心である)、兵器や武器の合衆国への密かな持ち込みのため、そして戦争あるいは軍事的対立(昨年の台湾海峡危機のような)のときには、サボタージュのための水門を開くことになるであろう。

上院議員ジョン・キル(John Kyl)はロングビーチにおけるCOSCOを「中国軍の諸活動とこの国に潜入するための諜報活動を大いに強化し、この国の利益に反する仕事を強化する巨大なPLA作戦」の手始めと呼んでいる。

パナマ運河に対する中国共産主義の脅威

パナマ運河は世界における十いくつかの海軍の戦略的難所の最も重要な地点の一つである。戦争のときに、もし彼らが多くのこれらの海軍の難所を統制あるいは支配できたら、そのとき彼らは合衆国(および西側)の商業的および海軍の船積みの動きを制限し、すばやく彼らの有利になるように軍事力の均衡を移すことができるであろうというのが長い間ソビエト海軍のドクトリンであった。

アメリカにとってこれらの海軍の難所の最も重要なものがパナマ運河である。アメリカは実際、特に最近数年間で550艦船から350艦船への規模縮小に伴って、太平洋および大西洋の二つの海軍を持っていない。

それゆえ、大西洋と太平洋の間を--パナマ運河を通じて--われわれの海軍、われわれの軍隊、そして糧食を(商業的な船積みは言わずもがな)を急いで移動させる能力は非常に重要である。

この信じられない展開は大西洋側と太平洋側の両側からパナマ運河を支配する、そして戦時には運河を通過する合衆国(あるいは他の西側諸国)の移行を遮断する位置に赤色中国を置いている。中国は疑いもなくその努力において、アメリカの海軍よりも大きな海軍を現在持っている中国のパートナー、ロシアからの援助も持つであろう。

クリントン大統領がP. C. はパナマ運河条約の下でこれらの港を運営するあらゆる権利を持っている、そして彼と彼の顧問はパナマ運河の両側を運営する中国がアメリカにとって国家安全保障の争点であるとは考えないと言ったことは驚くほどのことではない。

中国には人権は存在しない

赤色中国を人権の侵害者と呼ぶことは世紀の控えめな評価である。われわれが現在しているような彼らとの貿易は本質において犯罪的である。毛沢東および 鄧小平の下での中国共産党政権は、ハリー・ウー(Harry Wu)や他の中国研究者たちによれば、1949年から現在までにそれ自身の人民、5000万人から8000万人を組織的に虐殺してきた。彼らは世界の歴史における最大の人類大量殺人者および破壊者--ジンギスカン、ヒットラー、ロシア共産主義者たちよりももっともっと大きな--である。

毎年、中国の厳格な一家族一人っ子政策の一部として、100万以上の強制的中絶が(過去8ヶ月と同様に多く)行われている。そしてそれでは十分ではないかのように、中絶された赤ん坊の人食いもある。中国においては「健康利益」としての中絶された赤ん坊の消費がHong Kong Eastern Expressにおいて報告された。それはその姉妹雑誌Eastweekからの1995年4月12日のリポーターの所見を公表したものである。

不幸なことに、これは神と人類に反する中国の諸々の残虐行為の氷山の一角でしかない。

中国の軍事力の急速な成長、ロシアからのその軍事的、外交的および財政的支援の公然たる公的更新、中国の戦略的位置の拡大(特にパナマ運河)と共に、アメリカ合衆国を絞め殺すレーニンとスターリンの長期計画は予定表にのぼって進んでいる。

ちょうどイギリス首相ネヴィル・チェンバレンがヒットラーを訪問した後で、1938年に世界に「われわれの時代における平和」を宣言したのと同じように、またわれわれの現在の政治家たちは--ちょうどヒットラーの戦争機構が1938年にすべての者に見えるように準備されたのと同じように--戦争のための軍事的準備の明白な事実にもかかわらず--同じ嘘を宣言している。

今日中国--そしてロシア--は非常に大きな速度で軍備増強を続けている。すでに中国とロシアの連合軍は合衆国とヨーロッパよりも遙かに強い。われわれがあの可哀想な国の回心を手にしていないならば、合衆国を含む全世界がロシア(とその連合国)によって制覇されるでしょうとファチマの聖母がわれわれに告げられるとき、聖母は文字通りに理解されるべきであるということは、これらの事実についてのどの真面目な研究者にとっても明らかであろう。今日、ロシアが回心していないということは明らかである。--ドゥーマ(Duma)によって可決され、1997年9月26日にエリツィンによって署名されて「法律」になった新しい反カトリック的な法律を[その証拠として]見よ。

もしわれわれがファチマの聖母のことを気に留めないならば、われわれの破滅の時は非常に近い。フレール・フランソワのファチマ:世界平和への唯一の道およびニコラス・グルーナー神父の世界の奴隷化か、それとも平和かを読みなさい。

脚注

1.中国が提供している諸々の危険に関するより完全な報告については、この論考に引用した論考や書物を見なさい。また1997年5月のMcAlvany Intelligence Advisor--この論考における多くの情報の出所--を読みなさい。

2004/03/12 三上 茂 試訳

作成日:2004/03/12

最終更新日:2004/03/12

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