ファチマの聖母マリア

世界の奴隷化か、それとも平和か...
それは教皇にかかっている

第 XV 部

補 遺

ニコラス・グルーナー神父と他のファチマ専門家たち

(奉献の行為に関する省察)

われわれはここにファチマにおける教皇ヨハネ・パウロ二世によって遂行された世界の奉献の行為に関する神学的省察を印刷する。

ジョゼフ・ド・サント・マリー神父は1982年5月13日ファチマで行われたことを神学的用語で説明している。その奉献は、教皇ヨハネ・パウロ二世御自身が言われたように、1984年3月25日に用いられた奉献と本質的に同じものであった。そしてそれゆえに、これらの省察はそれ以後の奉献の行為に対してさえなお有効である。

それらの奉献の両方ともファチマの聖母の要求を満たさなかったからして、これらの省察は教皇と司教たちによってなお為されることが必要とされていることを解明する助けとなる。さらに、これらの省察は学問的な立場からファチマにアプローチした人々に、この最も重要なファチマの要求にはある学者たちによって認められたよりも遙かに多くのことがあるということを理解することを可能にする。

この論考はもともと、ローマで出版されている一流の神学雑誌 "Marianum -- Ephemerides Mariologiae" において発表されたものである。( issue of 1982, reference Annus XLIV, Fasc. I-II, No. 128, pp. 88-142 ).

われわれがここに印刷しているのはグルーナー神父に個人的に与えられた著者の許可を得てである。

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2005/03/07 三上 茂 試訳

作成日:2005/03/097

最終更新日:2005/03/07

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