ファチマの聖母マリア

世界の奴隷化か、それとも平和か...
それは教皇にかかっている

ニコラス・グルーナー神父と他のファチマ専門家たち

ファチマ平和誓約

「平和が世界に与えられ、共産主義が追い返され、諸民族の絶滅が避けられるためには個人は何をしなければならないか」という問いに答えてファチマのシスター・ルチアはわれわれ一人ひとりに対する聖母の要求を要約する次の平和誓約の定式を与えた。

それは以下のとおりである:

ファチマでロシアを回心させ全人類に平和をもたらすと約束なさった愛する元后そして御母よ、私の罪と全世界の罪のためにあなたの汚れなき御心への償いとして、私は以下のことを厳かに約束します:

1)私の日々の義務によって要求される諸々の犠牲を毎日捧げること。

2)玄義を黙想しながら、毎日ロザリオの一部(5連)を唱えること。

3)この約束の宣誓として、そしてあなたへの奉献の行為としてカルメル山のスカプラリオを身につけること。私はこの約束をしばしば、特に誘惑の時に、更新します。*

注:洗礼を受けたカトリック教徒はカルメル山の聖母のスカプラリオの約束を得るためにカルメル山のスカプラリオに公式に入会を許される。聖母はこう言われた:「このスカプラリオを取りなさい。それを身につけて死ぬ人は誰でも永遠の死を蒙らないように私はします。私はそれを救いのしるし、危険における保護そして平和の約束とします。」カトリック教徒でない人はその茶色のスカプラリオを身につけることが許され、そうすることに対する祝福を受けるであろう。

署名:................................................................................

(この誓約は誓願ではない。そして罪の苦痛の下で人を縛るものではない。にもかかわらず、それは一つの約束 -- あなたの天の御母に与えられたあなたの言葉である。)

われわれはこの書物の p. 446 から始まる「聖母は何を望んでおられるか?」という論考に読者の注意を促します。このことはファチマ平和誓約のわれわれの実現とファチマの聖母の最も重要で本質的な要求:すなわち、教皇が世界のすべての司教たちと一致して特定のある一日にマリアの汚れなき御心にロシアを荘厳、公的に奉献するという要求、の教皇による実現との間の関係を示している。

それゆえに、われわれの日々の義務は、その中で聖母が奉献がなされるべきだと要求なさった厳密なやり方について正確に知る義務を含んでいるのである。ひとたび知れば、そのときわれわれは、教皇が聖母の要求に直ちに従うということの絶対的な重要性に関する真理を公的に認める義務をさらに負うのである。われわれが教皇に負っている子としての尊敬でさえ、ファチマ・メッセージのこの役割について誤り伝える、あるいは沈黙したままでいることをわれわれに許さない。

あなたはこの書物を読み、ロシアを奉献せよというこの命令の重要性をより十分に知ったからには、われわれはさらに、あなたが上に果たすと約束しているあなたの日々の義務が、それがわれわれすべてにとって遅すぎるものとならない前に、教皇と司教たちに彼らの義務を果たすよう、あなたが励ますことができることをすること、を含んでいるという事実にあなたの注意を促す。

あなたの役割を果たしてください。国際ファチマ・ロザリオ十字軍、天の平和計画、ファチマ・クルーセイダーをあなたの祈り、あなたの働き、あなたの道徳的、財政的な支援で支えてください。奉献のために誓願を集め -- それらをあなたたちの司教たちそして教皇に転送するためにわれわれのところへ送ってください。

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2005/03/11 三上 茂 試訳

作成日:2005/03/11

最終更新日:2005/03/11

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