ファチマの聖母マリア

世界の奴隷化か、それとも平和か...
それは教皇にかかっている

第 XIII部

ニコラス・グルーナー神父と他のファチマ専門家たち

時間との競争 憐れみの時は終わろうとしている

ファチマの聖母は言われた:「もし人々が私の要求に耳を傾けるならば、ロシアは回心し、世界は平和を手にするでしょう。もしそうでないならば、ロシアは諸々の戦争と教会に対する迫害を引き起こしながら世界中にその諸々の誤謬を広めるでしょう。善人は殉教し、教皇は多く苦しむでしょう。さまざまの民族が絶滅させられるでしょう。」シスター・ルチアは、もしわれわれが間に合うようにファチマのメッセージに心を留めないならば、カナダと合衆国を含む全世界が共産主義ロシアによって荒廃させられ、奴隷化されるであろうということを確証した。

「戦争は罪の罰です。」
...ファチマの聖母

1914年 第一次世界大戦始まる。
1917年11月8日 レーニン、ロシアにおいて権力を握る。
1918年 第一次世界大戦の終結。この戦争で10,000,000人以上の人々が死んだ。
1924年1月21日 共産党指導者レーニン、6年間に20,000,000人の人々を殺した後に死ぬ。

ファチマの聖母のこの命令への不従順による死と苦しみの歴史:

1938年1月25日- 26日:神は世界がその罪のために罰せられるという大いなるしるしをお与えになる。
1938年:大いなるしるしの45日後、ドイツがオーストリアに侵入したとき、第二次世界大戦が始まる。
1945年:第二次世界大戦が終わる。ファチマ・メッセージへの不従順による55,000,000人の死者。
1945年:ヤルタ協定。カトリックの東欧が裏切られロシアの手に。
1953年:共産党指導者スターリンが29年間に46,000,000人の人々を殺した後に死ぬ。
1962年:バチカン・モスクワ協定。カトリック教会は共産党迫害のために沈黙させられる。この協定はロシアの奉献をより困難なものとする。
1967年:「自由世界」における戦闘的無神論者たちのゆえに、西側における最初の国が中絶を合法化する。罪が急速に増加する。
1969年:「サタンの煙が教会に入った。」...教皇パウロ六世
1971年:ミンゼンティ枢機卿が裏切られる。
1975年:共産党指導者毛[沢東]が26年間に70,000,000人の人々を殺した後に死ぬ。
1978年:カンボジアで3年間に3,000,000人が共産主義者たちによって殺される。
1981年:アグカとK.G.B.による教皇ヨハネ・パウロ二世の狙撃。
1982年:共産主義の下に現在奴隷化されている[人々の]総計は1,537,829,000人である。
1983年:年間の中絶総計は50,000,000人に達する。彼らの血は天に復讐を叫んでいる。

1987年までに無神論的共産主義によって奴隷化された[人々の]総計、1,537,829,000人。どのくらいの時間が残されているのか?

1917年に聖母はファチマに来られた。聖母は戦争が罪に対する罰であると説明しておられる。聖母は平和のために祈りを求めておられる。聖母は第一次世界大戦の終結を予告される。しかし、もし人類が改めないならば、もっと悪い罰が世界に降りかかると述べておられる。

ファチマで祝せられたおとめマリアは神の平和計画をお与えになった。聖母は神の計画によって、この危機において「ただ私だけがあなたたちを助けることができます」とわれわれに告げておられる。聖母は祈りを、特にロザリオの祈りと生活の改めを求めておられる。

第二次世界大戦と他の諸々の悪を避けるために、聖母は教皇と司教たちへの神の命令を携えて後に戻って来ると約束なさっている。聖母はこう言われる:「戦争、飢餓、教会と教皇の迫害を妨げるために、私は私の汚れなき御心へのロシアの奉献と初土曜日の償いの聖体拝領を求めるために来るでしょう。」

神は、聖母の取りなしを通じて、10万人の目撃者たちの前で、1917年10月13日に太陽の大きな奇跡をもってファチマのメッセージを真であると証明なさっている。

「その時が今来ました。」...1929年6月13日

聖母はそれから言われた:「神にとって、教皇に、世界のすべての司教たちと一致して、私の汚れなき御心にロシアの奉献をするようお求めになる時が来ました。神はこの手段によってロシアを救うと約束なさっています。」

「それは遅いであろう」

1931年にわれらの主は御自分の司教たちに関してシスター・ルチアに御不満を漏らされた。「彼らは私の命令に心を留めないことを選んだ。....フランスの王のように、彼らはそれを後悔し、そして彼らはそれを行うであろう。しかしそれは遅いであろう。....ロシアはすでに諸々の戦争と教会に対する迫害を引き起こしながら、世界中にその諸々の誤謬を広めてしまっているであろう。教皇は多く苦しむであろう。」

イエズスは1936年に言われた:「教皇はそれ(すべてのカトリック司教たちと一緒にロシアの奉献)をするであろう。しかしそれは遅いであろう。」

1984年に世界を奉献した後に、教皇ヨハネ・パウロ二世は、ファチマの聖母はロシアの奉献を今なお待っておられると公に言われた。

教皇と司教たちは、カナダとアメリカ合衆国を含むあらゆる自由国家の絶滅と奴隷化を妨げるために間に合うようにロシアの共同的奉献をするであろうか?

-- それとも --

教皇と残りの司教たちが最後に神のこの命令に従う前に、憐れみの時が終わりになり、諸々の全民族が絶滅させられ、そして世界の残りの者が奴隷化されるのであろうか?

2005/02/19 三上 茂 試訳

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作成日:2005/02/19

最終更新日:2005/02/19

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