ファチマの聖母マリア

世界の奴隷化か、それとも平和か...
それは教皇にかかっている

第 XII 部

ニコラス・グルーナー神父と他のファチマ専門家たち

この意向のために犠牲を献げ、祈りなさい

...ファチマの聖母

教皇と司教たちはあなたの助けを必要としている

彼らは恩寵を必要としている -- それは神から来る強さであり、神による彼らの精神の照明である。そのときにのみ、彼らはファチマのメッセージを通じて神によって命令されたようにどのように一緒にロシアを適切に奉献するかを知るであろう。ただそのときにのみ彼らはこの命令に従うことができるであろう。

この恩寵は、十分な[数の]人々がファチマの聖母の求められていることを為す場合にのみ与えられるであろう。すなわち、あなたのような十分な[数の]人々が聖母の命令に従う場合にのみ、そうであろう。

教皇と司教たちを助けるために、われわれがしなければならないことは:

・ロザリオの祈りをすること。 -- ファチマの聖母は言われた:「世界における平和を手に入れるために毎日ロザリオの祈りをしなさい。信徒は毎日ロザリオの祈りをしなければなりません。」(このことに関するこれ以上の情報のためには小冊子『聖母の緊急の訴え』を読みなさい。この書物の出版社から入手可能)

・カルメル山のスカプラリオを身に着けること。-- 10月13日の幻視において、聖母は沈黙のうちにスカプラリオを差し出された。シスター・ルチアはファチマの聖母が「すべての人がスカプラリオを身に着けることを望んでおられます」と言った。シスター・ルチアはまた、「スカプラリオとロザリオは切り離すことができません」とも述べた。

・われわれの生活を改めること。-- 告解の秘蹟に行きなさい。ファチマの聖母はわれわれすべてにこう言われた:「私は信徒に彼らの生活を改め、彼らの罪のために赦しを願うように警告するために来ました。彼らはすでに深く背かれておられるわれらの主に背き続けてはなりません。」

・聖体礼拝と償いの聖体拝領によって、イエズスの聖心に償いをすること。-- ファチマの天使はファチマの三人の子どもたちのところへ来て、彼らに礼拝と償いの行為をすることを教えた。彼は彼らに、言葉と実例によって、いとも聖なる秘蹟[御聖体]のうちにましますイエズスの前でひれ伏し、次のように祈るように教えた:「おお、いとも聖なる三位一体、御父、御子そして聖霊よ、私はあなたを深く礼拝します。私は主がそれによって背かれておられるすべての侮辱、冒涜、無関心を償うために、世界のすべての聖櫃のうちに現存しておられるわれらの主イエズス・キリストのいとも尊い御体、御血、霊魂と神性とをあなたに捧げます。主のいと聖なる御心の無限の功績によって、そしてマリアの汚れなき御心の取りなしを通じて、私は哀れな罪人たちの回心をあなたに乞い願います。」

天使はそれから彼らに償いの行為として聖体を受けることによって彼らの神をお慰めするように彼らに教えた。「恩知らずの人々によって恐ろしく侮辱されたイエズス・キリストの御体を受け御血を飲みなさい。彼らの罪のために償いをし、あなたの神をお慰めしなさい。」

・マリアの汚れなき御心に償いをすること。-- 特に償いの初土曜日の聖体拝領によって。イエズスは1925年12月10日にファチマの聖母と共に戻って来られた。彼は聖母の御心を指さしながら、雲の上に立つ幼子キリストとして御出現になった。彼はこう言われた:「あなたのいとも聖なる御母の御心に憐れみを持ちなさい。それは恩知らずの人々が毎瞬間にそれでもって突き刺す棘で覆われています。そして償いの行為でそれらを取り除く者が誰もいません。」聖母はそれからルチアの肩に手を置いてこう言われた:「わが子よ、恩知らずの人々が毎瞬間に彼らの冒涜と忘恩とによってその中におく棘で取り巻かれている私の心をご覧なさい。あなたは少なくとも私を慰めようと努めています。引き続く5ヶ月の間初土曜日に告解に行き、聖体を拝領し、ロザリオを唱え、私に償いをする意向をもってロザリオの玄義について黙想しながら15分間を私と共にいるすべての人に、私は死の瞬間に助けることを約束すると私の名において告げ知らせなさい。」

2005/02/17 三上 茂 試訳

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作成日:2005/02/17

最終更新日:2005/02/17

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