ファチマ・クルーセイダー

The Fatima Crusader Summer 2006 - Issue 83

2006年 夏

ファチマ・
クルーセイダー

第 83 号

ファチマ・メッセージは祝せられた三位一体の教義の再陳述である。天使はファチマで子どもたちに「父と子と聖霊」に対する償いの祈りを捧げるようにと教えた。もしこの償いがなされないならば、そしてもしファチマでの聖母の御要求が聴き従われないならば、恐るべき懲罰が世界の上に落ちかかるであろう。

今日の危機の説明:
悪魔的な方向感覚喪失
ニコラス・グルーナー神父
大部分の人々は方向感覚喪失を経験してきた。しかし彼らは「悪魔的な方向感覚喪失」を知っているであろうか? シスター・ルチアは1969年と1971年の間の彼女の書き物においてこの言葉を作り出した。そしてそれは第三の秘密のうちにあるものの一部分でさえあるかもしれない。この論考においてグルーナー神父は嘘が真理であると人々に考えさせようとする悪魔の試みについて警告している。防御の第一線は、シスター・ルチアとファチマの聖母の両者がそのようにしばしば強調したように、祈り、特にロザリオである。

聖体奉仕者の告白
チャールズ・セント・ジョージ
一人の元聖体奉仕者が手に御聖体を与えるという冒涜的な行為に参加したことを後悔し、手による聖体拝領が冒涜的であり、また神に対して失礼でもあるということを証明する直接の報告を提供している。この論考においてセント・ジョージ氏がどのように、彼の息子の助力によって、御聖体の配布の間に破片がホスチアから離れて行くということを明らかに示しているかを読んでください - その御聖体の破片は疑っていない拝領者並びに他の人々によって足の下に踏みつけられ得るのである。

Remembrance

慎みとあなたの救い
スーザン・ヴェナリ
両親は彼らの子どもたちが着るものに対して責任を負っている。この論考においてスーザン・ヴェナリは 「聖母を非常に傷つけるであろうある種のファッション」に関する聖母の関心の話をするためにシーン大司教と教皇ピオ十一世の二人を引用している。彼女はまたわれわれの子どもたちに「聖なる神殿のこの保護」を教えるようにわれわれに指示している。

Where are the Crusaders of TODAY??

螺旋階段の奇蹟
カール・R. アルバック
ニュー・メキシコのサンタ・フェにあるロレット・チャペルにおいて不可解なことが今なおその構築以来すでに130年の間立っており、そして絶えず使用されてきた一つの木製の螺旋階段を取り巻いている、- それを調査した専門家たちを当惑させた諸点 - 。この論考において著者は「一匹の驢馬を連れ、一つの道具箱を抱えた灰色の髪の毛をした一人の男」についての話を語っている。その男は一つの恐るべき間違いを正すようにというシスターたちの祈りに答えたのであった。この現代の奇蹟を建設するために原始的な道具と見慣れない材木を用いたその大工は聖ヨゼフであったということがあり得るだろうか?

もっと大きな混乱
シスター・ルチアによるものとされた新しい小冊子は重大な疑問を提出している
ジョン・ヴェナリ
この論考においてヴェナリ氏はシスター・ルチアによる未公開の書き物だとされている一冊の小冊子の真正性について重大な疑問を提出している。この小冊子は旧約聖書のイスラエル人たちの宗教とタルムッドに基づいている現代のユダヤの宗教との間で両水系を曖昧にしている。それはまたシスター・ルチアが1984年3月25日の世界の奉献がロシアの奉献についての聖母の要求のための諸条件を満たしたと言ったとも主張している。われわれはもう一度テロに対する戦いが実際に平和の一時期であると信じることになっているのである。

St.Josef Prayer Card

礼儀正しさ - 愛徳の花
イヴ・ル・ルー神父
この短い論考においてル・ルー神父は礼儀正しさが忘れられあるいは無視されるとき何が起こるかを説明している:最も邪悪な諸々の本能が自由に動き回ることを許される。礼儀正しさは容易に軽視されるがしかしわれわれの精神的教化のためにふかけつである諸徳のうちの一つである。そしてそれが認められ尊敬されるとき、それは霊魂を強くする。

EWTN:もはや恩寵のチャンネルではない
エドウィン・ファウスト:EWTN:誤りに陥ったネットワークの書評
EWTN:誤りに陥ったネットワークについてのこの書評は偶然にEWTNを発見したある人によってかかれた。彼の最初の批評はそれがsensus catholicus(カトリック的感覚)を欠いているということであった。そして次ぎに事柄がますます悪くなった。教皇のミサへの異教の儀式の導入を賞賛するカトリックのテレビ・ネットワークは釈明する責任があると主張されるべきである。そしてファウスト氏の意見によればクリス・フェララ(この書物の著者)はEWTNの現在の方向に反対する彼の事例を非常にうまく、そして証明可能な事実をもって提示している。

EWTN:A Network Gone Wrong

ある生涯の巡礼
ドン・ペネル
この論考においてドン・ペネルはわれわれの巡礼に加わっている間の彼の美しい経験について書いている。彼は人を惹きつける仕方であなたを彼の諸経験へと招いている。それは教会における40年の諸々の乱用の後にペネル氏と彼の妻にとって彼らの踏みつけられた精神を元通りに戻すための時間であった。彼らは彼らの古い世界のカトリックの遺産への巡礼において彼らの答を見出した。祖国の諸教会において欠けていたものはファチマとルルドへのこの巡礼において見出された。この霊的な祝福から帰った後の彼の忠告はこうである:「あなた自身に労働の霊的な実りを否定してはいけない。」

Pilgrimage 2006

シエナの聖カタリナはわれわれに忠告する:
「裁いてはいけない - 互いに愛し合いなさい」:
シエナの聖カタリナの生涯からのこの抜粋は並はずれた神のしもめの生涯への一つの稀な洞察を提供している。彼女の教えはわれわれの仲間の人間を判断することの単純なしかし深い差し控え、神の摂理への大きな希望と信頼、互いに愛すること、そして聖なる神の教会とキリストの代理者の改革とよい状態のための祈りなどであった。

Help Us Spread the Urgent Fatima Message

Why Should You Become a Volunteer for Our Lady?

特別報告
次は第三次世界大戦か?
ポール・L. クレイマー神父、B. Ph., S.T.B., M.Div., S.T.L.(Cand)
カトリックの預言と地政学的分析で明らかになったこと
中東における戦争のエスカレーションは世界の注目を集めている。しかしヨーロッパおよび北アメリカにおける大部分の人々はそのすべての真の意味を理解していない。大抵の人はそれが単に中東においてだけでなく、世界の至る所での広範囲の死と破壊の前兆となっていることを理解していない。

特別差込みページ
聖母が要求なさっているのはロシアの奉献である
シスター・ルチアがそこで同じ点を再三繰り返している多年にわたる彼女とのさまざまの個人的インタビューの証言。

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作成日:2006/10/02

最終更新日:2006/10/17

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